車のコラムシフトが消えていった理由…
時代の流れを感じると話題に…
1990年代にはミニバンや商用車、軽自動車などが採用していたコラムシフトですが
現在ではほとんど見かけなくなってしまいました。
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今回は車のコラムシフトが消えていく理由を紹介します。
コラムシフトとは
コラムシフトはハンドルの脇に変速レバーがついているタイプであり、
運転操作をするハンドルから位置が近いのが最大の特徴です。
MT、ATどちらのタイプもあるのですが
近年ではMTのシフトコラムはタクシーなど一部の車両を除きほぼ見なくなりました。
MTのコラムシフトはレバーの遊びが大きく、ギアが切り替わる時のダイレクトな操作感に欠けていました。
また、運転中にギアポジションを目で確認しやすいフロントシフトに比べ
1と3速、2と4速といった隣り合うギアの確認がしづらく、
スポーツモデルなどで多段化が進むと淘汰されるようになりました。
そして、1990年代以降、多くのミニバンや商用車で採用されていました。
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理由はステアリングの近くにあるため操作性に優れ、
運転席と助手席の間に空間を確保でき、足元を広く取ることができるためです。
これにより車内での移動が楽になり、
ミニバンなどでも好んで採用されていました。
それに対してATのコラムシフトは様々なメリットがあることから主流というほどではありませんが
比較的多くの車種にも採用されています。
最初はトヨタ エスティマ、ホンダ オデッセイ、マツダ MPVなどのSUVに採用。
90年代後半には軽自動車へも普及し、スズキ ワゴンR、MRワゴン、ラパン、
ダイハツ ムーブ、ミゼット Ⅱ、ホンダ ザッツ、ライフ、日産 モコ、三菱 eKワゴンなどが採用していました。
コラムシフトのメリット・デメリット
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コラムシフトのメリットの1つとしては
ハンドルからすぐ近くにあるので操作性が良いことが挙げられます。
その一方でATの場合には多段ギアの場合レンジ設定を多くすることができないので
特徴を出しにくいというデメリットが発生してしまいます。
車のコラムシフトが消えていった理由
コラムシフトが姿を消した理由は車の電子制御化が進み、
インパネシフトを採用するケースが増えたためです。
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アナログ的な機構でトランスミッションを操作しなければいけなかった時代は
変速のためのレバーが必要でした。
そこでフロアシフトやコラムシフトという形態が採用されてきたのです。
しかし、電子化が進み、シフト・バイ・ワイヤ機構が増えると
シフトポジションはスイッチで選択できるようになりました。
コンパクトにできるスイッチなら設置する場所を選ばず
さらには室内も有効に設計することが可能。
そんな理由からインパネにシフトが配置されるようになったのです。
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現在は当たり前に使われている車の装備も
今後、自動車のAIが進化すれば形状やレイアウトが変わっていくのかもしれませんし、
音声でシフトチェンジを行うことも可能になるでしょう。
メーカーはすでにそういった実験を進めているのかもしれませんね。
ネットでの反応
・最近のベンツはコラムシフトだぞ。それも右手で操作。
・プレサージュがこれだっな
・オートマもミッションだ