本当にあった怖い医療ミス6選…
許されるべき行為ではないと話題に…


本当にあった怖い医療ミス

医療が発達した現代では体調が悪い時には
お医者さんを信じて身を委ねることしかできません。

しかし、世の中には間違いなどという言葉では許されないような
信じられない医療ミスが存在するのです。

今回はそんな本当にあった怖い医療ミスを紹介します。

1.正常な方を切除されてしまった

47歳の米国空軍兵士ベンジャミン・ホートンは
左の睾丸の痛みと萎縮を感じていました。

ロサンゼルスの病院で診察を受けた彼には
左の睾丸が癌化する可能性があるという診断が告げられます。

除去を決心したホートンは2007年に診察を受けた病院で手術を受けることに。

しかし、手術までに複数の過失を犯した病院側によって
なんと正常な右の睾丸を取り除かれてしまったのです。

医療ミスを告げられた彼はひどいショックを受け、
これからどうしたらいいのかわからないと混乱します。

妻と共に約2200万円の賠償請求を行なったホートン。

この報道がされた時点では
彼の本来除去される予定であった睾丸はまだ未治療だったそうです。

2.手術部位を間違えた

アメリカのロードアイランド州。

この州の最大の病院では似たような医療ミスを
1年で3回起こすという事態が発生しました。

その内の1件は看護師が気づいていたにも関わらず
外科医に指摘することはなかったそうです。

看護師という立場から医師に意見することを躊躇してしまったのです。

患者は脳出血を起こした女性。

執刀した外科医は手術前に看護師と正しい手術部位を確認したにも関わらず
反対の部位に印をつけ、頭皮を切開しました。

しかし、医師は切開中ミスに気づき、
すぐに縫合して正しい位置の手術を行いました。

手術は成功しましたが患者に不要な傷を残すことになってしまったそうです。

同じ年の2月と8月にも同様の事故が起こり、
いずれも別の医師による執刀だったという。

全ての事故で間違いに気づき、すぐに正しい位置での手術が行われました。

その後の患者の健康状態は皆良好だったそうですが
全く必要のない傷をつけられてしまったことには変わりありません。

3.お腹の中に置き忘れ

腹部に腫瘍を抱えていたドナルド・チャーチは
シアトルにあるワシントンメディカルセンターで切除手術を受けました。

腫瘍は無事取り除く事ができましたがその後、恐ろしい事実が判明します。
手術部位を広げておくための器具がドナルドの体内に置き去りにされていたのです。

器具は33cmもの長さのリトラクターでした。

その後、リトラクターはすぐに除去され、
病院側は約1000万円の賠償金の支払いに応じます。

幸いにもドナルドの健康に長期的な悪影響は及ぼしませんでしたが
このような医療ミスはワシントンメディカルセンターでは初めてではなかったそうです。

1997年〜2000年という短い期間で
メディカルセンターは同様の事故を4件も起こしていたのです。

4.移植手術で治るはずが・・・

肺と心臓を患っていたジェシカ・サンティランは移植手術を受ける予定でした。

13歳から致死的な病気を患っていたジェシカは病気を治す為に、
メキシコから両親と共にノースカロライナ州に密入国をしていました。

金銭的な問題で車中暮らしをしながら
手術の費用を積み立てていた家族についに希望の光が見えてきます。

彼らの住む地元でチャリティーが行われ、
手術の費用を捻出できるようになったのです。

しかし、この手術によって家族は絶望に落とされることになります。

執刀にあたったデューク大学医療センターの医師が
0型であるジェシカにA型の臓器を移植してしまったのです。

臓器の適合のチェックを怠った医師は
医療ミスをカバーしようと2度目の手術を行います。

しかし、この手術によって彼女は脳障害と合併症を引き起こし、
2週間後に死亡しました。

適合しない血液型の臓器を移植され、命を落とした少女。
まだ17歳という若さでした。

5.切らなければいけない脚はどっち?

1995年、糖尿病による重度の合併症を引き起こしていた患者が
フロリダの病院で脚の切断手術を受けました。

看護師がまとめた書類を確認し、
手術予定で固定されていた脚に医師はメスを入れました。

手術中、外科医のチームはとんでもない間違いに気づきます。
手術にあたっていた脚は切断する予定ではなかった方だったのです。

しかし、すでに元に戻すことはできず、
その脚はそのまま切断するしかない状態にありました。

医師が気づけなかった理由として書類も固定していた脚も誤っていたこと。
しかも合併症による影響でどちらも脚も悪いようにしか見えなかったのです。

それでも残す事ができた脚を切断してしまった事実は重く、
手術を行った医師は6ヶ月の医業停止に罰金約3600万円。
病院側は1億円の支払いが命じられました。

6.人工授精したのに

不妊に悩んでいたナンシー・アンドリューは
ニューヨークの不妊治療病院で治療を受けていました。

2004年、人工授精の末に2人目の子供を授かった事がわかり、
彼女と夫は非常に喜びました。

しかし、生まれた子供を見た彼女は愕然とします。

白人の夫とドミニカのミックスであるナンシーから生まれた女の子は
明らかにアフリカ系だと思われる肌の色をしていたのです。

夫婦は簡易キットでDNA検査を行い、その後正確な検査を受けます。
その結果、子供が夫の子ではない事が判明しました。

夫が精子を提供していたにも関わらず、
病院側のミスで他人の精子がナンシーに注入されていたのです。

夫は生まれた子が自分の娘ではないことに打ちのめされました。

病院を訴えた夫婦でしたが
彼らは娘にジェシカと名付け自分たちの子供として育てています。

恐ろしい医療ミスの数々。

もしこのような事態に陥ってしまったと思うと
寒気が止まりませんね。

このような事があると信じられるはずの医師も信じる事ができなくなってしまいます。

現代でも医療ミスは大きなニュースをして取り上げられます。

医療ミスを無くすためにも医師には充分な確認と判断力、注意力を持ち、
手術の際には万全な体調で挑んでもらいたいものですね。

ネットでの反応

・到底、許されるべき行為ではないと思う

・医療ミス。許されません。永久に...

・群馬大学病院の腹くう鏡手術殺人は有名。
自分たちの人体実験のために殺された人は戻らない。

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