魔の海域バミューダトライアングルの謎…
世界のミステリーがまたひとつ解明に近づいた?
バミューダトライアングルとは
バミューダトライアングルはフロリダ半島先端、
大西洋のバミューダ諸島、プエルトリコを三角に結ぶ海域。
ここは別名「魔の三角海域」 と呼ばれており、
昔から人々に恐れられているという。
最近では特に知名度が上がり、
高等学校の一部の英語の教科書にも世界のミステリーとして
記載されているという。
さらに詳細な情報によると実際に事件が起こっているのは
三角形ではなく四角形(トラペジアム)であり、
この海域が恐れられているのはこの海の異様な一面があるからである。
昔からこの海域では船や飛行機などが消滅する地帯として
人々に恐れられ、語り継がれてきた。
さらに、不可解なことに残骸は一片も見つからないといわれているのです。
また、「逆バミューダ」として逆に突如現れる場合もあると言われており、
注目を浴びていました。
このこの北大西洋に広がる50万平方メートルの領域は
これまで75機以上の飛行機と数百隻もの船が
消息を絶ったことで知られています。
バミューダトライアングルで発生した事件
・1492年、クリストファー・コロンブスが一帯で奇妙な光を目撃し、
コンパスの針が狂ったことを報告。
・同海域での初の沈没事例。
1609年、英国船シーベンチャー号がバミューダ諸島東部で難破。
これによって同諸島に初めて人間が上陸した。
・1881年のエレン・オースティン号は不気味な話を伝える。
オースティン号の船員が誰一人乗船していない船が横切るのを発見。
そこで船員を数人のせて、ニューヨークまで航行しようとした。
しかし、その船は忽然と姿を消す。
再び発見された時、乗り込んだはずの船員は一人として見つからなかった。
・1918年、米海軍の戦艦USSサイクロプスと309名の船員が消息を断つ。
単一のものとしては米海軍史上最多の犠牲者を出した事件。
・1945年に発生したフライト19消失事件として知られる最も有名な事件。
米海軍の訓練飛行中に5機のTBMアベンチャー雷撃機が消失。
乗員14名全員が消息を絶ったほか、
派遣された捜索機も乗員13人と共に姿を消した。
・1991年、グラマンクーガーのパイロットが高度上昇を求める定期連絡を発信。
その上昇中、徐々にレーダーから機影が薄れ、完全に姿を消した。
・2015年11月、バハマ沖南で台風に巻き込まれた貨物船
エルファロ号が33名の船員と共に失踪。
今でもこの海域では原因の分からない消失事件が起きていますが、
事件の特徴として、次のようなものが上げられます。
・消失した船や飛行機の残骸が、まったく発見されない。
・消失する前に突然、方位磁石や計器が狂う。
・この地域で不思議な光が出現するのを目撃したという報告がある。
バミューダトライアングルの謎
アメリカ・コロラド州立大学の衛星気象学者
スティーブ・ミラー博士によると最大時速270キロの風を起こす
空気爆弾を作り出す数個の六角形の雲が原因ではないかと推測している。
サイエンスチャンネル「Wha on Earth」によると
ミラー博士は衛星画像は奇妙で雲が六角形になっていると述べた。
海上でのこのような種類の六角形は実際は空気爆弾。
それらはいわゆるマイクロバースト
(急激に発達した雷雲や積乱雲の下で海面に吹きつけ、
破壊的な強風を巻き起こす気流)
によって形成された空気の爆風です。
興味深いことに空気爆弾は猛烈な下降気流だった
(台風、ハリケーン、サイクロンは強烈な上昇気流)。
つまりこれが直撃すれば航空機などまるで海に吸い込まれるように
墜落してしまう上、海面では巨大な波が生じる。
研究チームは空気爆弾で生じる波の高さを13メートルと試算しており、
ほとんどの船を軽く沈めるだけの威力を備えていることは
指摘するまでもないそうです。
多くの航空機や船舶を一瞬にして消し去った犯人は
この空気爆弾としか考えられないというわけです。
ミラー博士らの研究が正しければバミューダトライアングルの正体とは
誰も予期しない形で空気爆弾が突然生じる海域であり、
消えた船舶や航空機は運悪くその直撃を受けてしまったということになります。
今後の研究テーマはこの空気爆弾が発生する原因と
メカニズムの解明へと移行するのかもしれません。
世界のミステリーがまたひとつ解明に近づいたのかもしれませんね。
ネットでの反応
・六角形の雲から、空気が最大速度時速270km/hで射出されて
飛行機や船が行方不明になる…
まるでヤマトの波動砲じゃん・とりあえず近づいちゃいかんということか!
・これだとどんなに注意してても
空気爆弾が来たらどうすることも出来ずに死ぬってことだね・・・