なぜ人はキスをするのか?
愛情表現だけでなく色々な効果があった…
最近では若い人の間で恋人とのキスを写真や動画で公開するのがブームになっているようです。
挨拶がわりや愛情表現として交わされるキスですが、
なぜ人はなぜキスをするのでしょうか。
イギリスの自然科学者であるチャールズ・ダーウィンはある論文の中で、
「キスは人類の本能的なものではなく、特定の文化で生まれたもの」
と、述べています。
実際にタヒチや南米など人類のほぼ10%では今でもキスする文化が存在していないのです。
キスの起源
キスの起源は親が子供に食べ物を噛み砕いて口移しで食べさせることが由来になっていると言われています。
その後、奴隷が主人の手にするのは服従の証で、頬にするキスは挨拶の意味を持つようになりました。
そして、大人同士の愛情表現の1つに進化していったのです。
キスをするときは相手と至近距離になるので、相手の体臭やフェロモン、キスによる食感や味覚など、大量の情報交換が行われます。
10秒のキスで約8000万個のバクテリアを交換するといわれているので、情報交換によって自分の子孫を残すのにふさわしい相手か見極めるためともいわれています。
ニューヨーク州立大学の心理学者の実験によると
男女の約6割が「キスがうまくいかなかった」という理由で破局していると発表しています。
また男性の場合は単にパートナーチェックというだけではありません。
発情させる効果
男性はテストステロンという男性ホルモンをキスすることによって
相手を発情させる効果も狙っているのです。
このテストステロンには「攻撃的になる」というような
マイナスな面がある一方で性欲を高めてくれる効果があると言われています。
キスをするとドーパミンやセロトニン、アドレナリンや
オキシトシンといった快楽ホルモンが分泌されるので欲求を満たすこともできるのです。
また先ほどのテストステロンですが、実は女性も分泌されます。
女性の場合は生理の前にこのテストステロンが分泌されるので
イライラしやすくなるなど、精神的に不安定になりやすいのです。
そして、生理が終わりかけると性欲が亢進するという仕組みになっているのです。
愛情表現としてだけでなくいろんな効果があるなんてびっくりですよね。
恋人や夫婦で相手が外出するときにキスをすると事故に遭う確率が減る、
仕事の効率が上がるともいわれているのでぜひ実践してみてください。
ネットでの反応
・したくても相手がいないとできないから悲しい
・俺キスシーンとか見てたら〇起するんだけど、なんで?
・ファーストキスはぬいぐるみでした
・ほとんどの人のファーストキスは赤ちゃんの時にお母さんがキスしてるとゆう事実
ファーストキスはもう奪われている