イエローストーン国立公園の熱水泉…
人を溶かす恐怖の泉が怖すぎる…
イエローストーン国立公園の熱水泉
アメリカで起きた男性が泉に落下し溶けてしまったという事故。
亡くなった男性はコリン・スコットさん(当時23歳)
6月に妹さんと2人でイエローストーン国立公園に訪れ、
国立公園にある泉に足を運んだそうです。
イエローストーン国立公園とは
アメリカ中西部にある国立公園で世界初の国立公園。
とても人気のある公園です。
どうやらスコットさんは温泉浴ができる場所を探して
ノリス間欠泉近くの立入禁止区域に入ってしまったみたいです。
泉を発見したスコットさんは温度を確かめようと手を延ばした時に
足を滑らせ泉に転落してしまいました。
これが実際に男性が落下した泉です。
すぐに妹さんが救急に連絡をし、現場に隊員が到着。
しかし、当時は激しい雷雨に見舞われていて
引き上げることが出来ませんでした。
残念なことにこの時点でスコットさんの
死亡が確認できていたそうです。
そして翌日、遺体を引き上げようと現場に向かいます。
同行した森林責任者は
「あっと言う間に骨まで融解されていた」
と話しています。
スコットさんは温泉を探しに立入禁止の場所にまで行ったと言います。
立ち入り禁止区域になる場所にはそれだけの理由があるのですね…
さらに妹さんの口から衝撃発言が飛び出しました。
なんと彼女、スコットさんが転落した様子を
携帯電話で撮影していたと言うのです。
もちろんネット上に公開はしていませんが
問題ある行動に思えますよね。
実はこの国立公園内にはこのように
危険な場所がたくさんあるというのです。
慎重に行動しなければ危険。
そう管理当局は話しています。
1807年以降、子供7人を含む22人がこの国立公園の
熱水泉で死亡しているというのです。
人気の公園の意外な一面。
ちょっと行くのが怖くなりますね。
日本にもある危険な温泉
スコットさんが落ちてしまった泉の
酸性度はph1〜2と言われています。
これは極めて高い酸性度。
何でも溶かすと言われている人間の胃液と同じぐらいの濃度なのです。
ヒトが溶けないのは粘膜があるから。
もし無かったらヒトは胃液で溶けてしまうそうです。
そんな胃液と同じ濃度の泉。
落ちたらひとたまりもないのでしょう。
しかも、これは海外だけの話じゃありません。
なんと日本にも同じぐらいの酸性濃度の温泉があるのです。
それは秋田県にある玉川温泉。
ここは塩酸を主成分としていてph1.05だそうです。
危険な場所には近寄らないのが1番。
好奇心に負けずに安全な場所で過ごしたいものです。