屋台で売られている危険なもの3選…
夏祭りの危険を消費者庁が注意喚起…


屋台で売られている危険なもの3選

夏祭りや縁日など、夏のお祭りと言ったら「屋台」ですよね。
屋台で食べ物やおもちゃを買うのが大人も子供も大好きです。

しかし、屋台にはとても危ないものも売られていると
消費者庁が注意を呼びかけます。

消費者庁の公式ツイッターアカウント
『消費者庁 子どもを事故から守る!』(@caa_kodomo)

2018年7月12日に「夏祭り・縁日の玩具等に注意!」
という内容の投稿を3つ行いました。

ケミカルライト

屋台で売られている『暗闇で光るおもちゃ』は子供の目を引く商品ですよね。

そんなケミカルライトはスティックを軽く折り曲げると
「酸化液と蛍光液」が化学変化を起こして光りを放ちます。

棒状だったり、腕に通すタイプだったり、
色々なケミカルライトが売られています。

しかし、この『ケミカルライト』は中の液体に注意が必要なのです!!
消費者庁の『ケミカルライト』への注意喚起はこのようになっています。

引用:https://twitter.com/caa_kodomo/status/1017274644347301889

『ケミカルライト』を販売しているルミカによると
スティックの中に入っている液体は「中性洗剤程度の有害性」だそうです。

つまり、決して無害ではないので
誤飲、目に入った、肌に付いたときの対処法を紹介します。

誤飲してしまった場合は?

舐めた程度であればきれいな水で口の中を充分ゆすいでください。

比較的大量に(数十ml以上)飲み込んでも健康上問題が発生することは稀ですが、

違和感が残る場合は医師の診断を受けてください。

目に入った場合は?

目を絶対に擦らず、流水で洗い流してください。

かゆみ、充血が発生した場合は病院で治療してください。

肌に付着したときは?

皮膚に付着した場合普通は
水、石鹸水などで洗っていただければ結構です。

皮膚のかぶれ、傷口などがある場合はかなり沁みることがありますが、
早めに水で洗浄してください。

後に腫れ、かゆみなど発生するようでしたら
病院で治療を受けるようにお願い致します。

ボタン電池

インスタ映えなどにより、
電球ソーダは一躍ブレイクしましたよね。

LEDが『電球ボトル』を下から照らしており、
ドリンクをキレイに見せてくれます。

底の部分にボタン電池が入っているので
オンとオフの切り替えをすることもできます。

しかし、消費者庁によれば『電球ソーダ』にも危険があるといいます。

引用:https://twitter.com/caa_kodomo/status/1017275130668388352

電球ソーダや光るおもちゃなどに使われているボタン電池というのは
飲み込んだ時に食道や胃に穴が開いてしまう事もあるのです!

事故情報データバンクによると
2017年にこのような情報が寄せられたといいます。

昨日、お祭りの露店で電球ソーダを購入し子供が飲んだ。
本体を洗い再利用しようと思ったらボタン電池が混入していた。心配。

店員のミスなのでしょうか?
ドリンクの中にボタン電池が入っていたそうです。

「もし子どもが飲み込んでいたら…」と
考えると恐ろしいですよね。

ちなみにボタン電池は『電球ソーダ』だけではなく、
光るおもちゃにも使われています。

ボタン電池は様々な場所で使われていますので、
誤飲しないように注意が必要です。

水で膨らむおもちゃ

一見するとスーパーボールのように見えるのですがまったくの別物です。

水を吸って膨らみ、弾力のあるボールのことを指し、
屋台ではぷよぷよボールすくい、
またはジェリーボールすくいなどと呼ばれています。

すくって遊んだ後はビンに詰めてインテリアにすることもできますし、
植物の土の代わりに使う事もできます。

サイズも色々あって0.15㎝から4㎝まで膨らみます。

水を含んでいない小さな粒の状態でも購入できますが・・・

引用:https://twitter.com/caa_kodomo/status/1017275602712158210

誤飲すると、腸で膨らんでしまう危険があるそうです!

「レントゲンに映らない可能性が高い」ということで
乳幼児が飲み込んでしまうと発見が遅れてしまう可能性があります。

ですから、誤飲の可能性を秘めている幼い子供のそばには
絶対に置かないようにしましょう。

もちろん正しい使い方をすれば、
どれもこれも楽しくて素敵な夏祭りのアイテムです。

注意すべきことを頭に入れて安全にお祭りを楽しんでください。

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