その昔、欧米で行われていた12の習慣…
今ではありえないと話題に…
その昔、欧米で行われていた12の習慣
すっかり欧米化が進んだ現代とはいえ、
その姿は昔の欧米とは大きく違います。
当時の服装や風習などには
今の社会ではまるで考えられないようなものもあるんです。
今回はその昔、欧米で当たり前のように行われていた12の習慣を紹介します。
その1.睡眠を二回に分ける
中世ヨーロッパに人々は今でいう相睡眠という習慣がありました。
これは日没とともに最初の睡眠を始め、深夜に起き、
そこで2〜3時間を起きて過ごし、また寝るというもの。
人々は間の時間でお祈りをしたり読書をしたり、
家族やご近所と会ったりしたそうです。
そうして再び睡眠に入ると日の出まで眠ったそう。
その2.人間目覚し時計
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18世紀の中頃から1950年代まで続いたノッカー・アップという職業は
早く起きなければいけない人々を起こす仕事でした。
彼らは朝、依頼人の窓を棒や豆鉄砲で叩いて回ったと言います。
もっとも、ノッカー・アップ達を起こしたのが誰だったのかは定かではありません。
その3.男児にドレス?
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16世紀から1920年まで4〜8歳の小さな男児には
ドレスを着せることが習慣となっていました。
考えうる理由は服にかかるお金。
ドレスなら成長する身体に対して
買い換える頻度が少なくて済むからです。
それでもこの習慣、金持ちの王族もしていたのです。
写真はロシア皇帝ニコライ2世の息子アレクセイ。
妹達と同じドレスを着ているのがわかります。
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その4.チョピン
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チョピン、またはゾッコリなどとも呼ばれる靴は
50cmもの高さを持った厚底の靴です。
これを履いた人々はきっと召使いの手が必要だったことでしょう。
さもなければファッションで怪我をする羽目に。
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チョピンにはもちろん装飾的な意味もありましたが
何よりも道路の汚泥で服を汚さないためという実用的な目的がありました。
その5.全ての病気は瀉血で治す
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この治療法は20世紀に入り廃れるまで2000年の歴史がありました。
瀉血はいかなる疾患に対しても行われ、
大抵の場合は患者を弱らせ、その症状の悪化を招いていました。
その6.不衛生
一部の中世ヨーロッパの国ではシラミを神の真珠と呼び
水は人間に病しかもたらさないものだと信じていました。
この迷信は統治者の間でも信じられ、
カスティーリョのイザベラ1世は生涯において
生後と結婚前夜の2度しか入浴をしたことがないことを誇りにしていました。
ある証言によればある騎兵隊が彼女の不潔な手と爪に気付いた時、
女王は「あら、私の足を見たらもっと驚くことでしょうよ」と言ったとか。
その7.死後記念写真
今日では奇妙に思える習慣ですが
19世紀では愛する者が亡くなった時に思い手を保管する方法として
これをしていました。
これは亡くなった遺体をまるで生きているかのような姿で写真に収めるというもの。
自然なポーズで遺体を座らせ、目は閉じた瞼の上に書かれました。
その8.放射線治療
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20世紀初期、
放射線は人体にとって良いものだという考えが流行し、
それを利用した製品が数多く作られました。
化粧品や食品にラジウムやトリウムが添加された飲料、放射性の土産物に
水に放射性物質を混ぜるための機械までが販売されていました。
悲劇的なことにこの流行からは死者も出ています。
エベン・バイヤーズというアスリートが
ラジソールという放射性の薬品を大量摂取したために亡くなっています。
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ウォールストリートジャーナルがその訃報に載せた見出しは
「ラジウム水の摂りすぎで開いた口が塞がらない」という
なんともブラックなもの。
その9.ヘロインがせき止め
100年前、ヘロインは人体への害のないモルヒネと考えられ、
薬局でせき止めとして売られていました。
子供の使用も推奨されていたのだから驚きです。
その後、ヘロインが肝臓でモルヒネに変化することが発見され、
1924年には使用が禁止となりました。
しかし、ドイツではこの薬品が1971年まで続いたと言います。
その10.飛行機内での喫煙
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つい50〜60年前まで喫煙は悪習慣だとはみなされていませんでした。
人々は飛行機の中でも他の乗客を顧みることなく喫煙を続けていたそう。
今日では飛行機の中は喫煙ですね。
しかし、イランをはじめとした一部の国では
まだその禁止が施行されていないそう。
その11.海水浴マシン
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我々とは違い、18〜19世紀の人々は
気軽に海水浴をすることができませんでした。
彼らが使用していたのが海水浴マシン。
これは小屋状の特殊な車両でこれを水の中まで乗り付けることで
他人の目にさらされることなく海水浴が楽しめるというもの。
また、女性の海水浴マシンは
男性のものから遠く離れたところに設置されたとか。
その12.トイレットロック?
柔らかいトイレットペーパーが発明される以前、
人はありとあらゆるものでお尻を拭いてきました。
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葉っぱやトウモロコシの芯、ココナッツの殻、
羊毛にお金に余裕があれば布というものも。
棒についたスポンジや単に水という場合もありました。
でも歴史上最も強靭なお尻を持っていたのは古代ギリシャの人々でしょう。
彼らは衛生的な理由から石や小石、
それになんと陶器の破片を使っていたんだそう。
こんな過去の奇妙な習慣が再び日常化しないことを願いつつ….
もしかしたら現在私たちがごく当たり前に習慣化していることも
未来の人間の目には異常に映るのかもしれませんね。
ネットでの反応
・100年後の人たちが現代人の当たり前の生活ぶりを見たら色々驚愕するのでは?
・日本だって1950年代頃までヒロポンっていう覚せい剤販売してんだよなぁ
・昔の人はたくさん眠れていいよね、
今は6時間とか7時間睡眠が普通みたいにされてるけど
平日は毎日寝不足だわ。。・おいおい昔の人はなんちゅうことしてるんだよ