ノリでナメクジを食べた男性…
意識不明になりそのまま1年以上昏睡状態に…
ノリでナメクジを食べた男性
2010年、オーストラリアに住むサム・バラードさん(当時19歳)が
友人たちとパーティ中、「ナメクジを飲み込んでみろ」と言われ、
本当に飲み込んでしまった結果、
病院へ搬送されるという悲劇が起こった。
その場のノリだったのかもしれませんが
そんな馬鹿げた行動のせいで
サムさんの人生は大きく変わることになりました。
意識不明になりそのまま1年以上昏睡状態に
ナメクジそのものには毒がありません。
しかし、ナメクジには寄生虫が沢山います。
特に注意をしなければいけないのが
「広東住血線虫」という寄生虫です。
ナメクジを食べたサムさんは病院へ搬送後、
「広東住血線虫症」だと判明しました。
サムさんはこの寄生虫に侵された影響で
「好酸球性髄膜炎」を発症し、昏睡状態に陥りました。
それから約420日間、
サムさんが目を覚ますことはありませんでした。
長い眠りの後、やっと目覚めたサムさんだったが、
そこに以前のような生活は待っておらず、
手足が麻痺し、車椅子による生活を強いられることに。
退院後も発作などに悩まされ、
24時間の介護を要することになりました。
Avustralyalı rugby oyuncusu 19 yaşındaki Sam Ballard, girdiği iddiayı kaybedince canlı bir sümüklüböcek yuttu, bulaşan parazit nedeniyle 420 gün komada kaldı, şimdi ise belden aşağısı felçli… pic.twitter.com/N9DS3NbUTP
— Mamafih365 (@Mamafih365) March 9, 2018
引用:https://twitter.com/Mamafih365/status/972122114865160193
サムさん一家は介護にかかる費用を
補助金などでまかなうもその金額は大きく、
現在は350万円ほどの借金を抱えている状況だという。
ラグビー選手としても活躍していたサムさんが
こんなことになってしまうなんて・・・
このニュースには友人を非難するものや
家族を心配する声、不幸な事故に心痛める人など、
様々なコメントが寄せられました。
ナメクジもカタツムリと同じ種類ということを考えた場合、
食用カタツムリであるエスカルゴは食べられる、
だったらナメクジだって食べられるのでは?と思う人もいるかもしれません。
確かに世界的に見てみると
カナダやアラスカでは食する習慣もあるようです。
その場合には寄生虫の処理もしっかりしてあるので安心できますが、
日本の野生のナメクジは寄生虫処理も行われていないので危険なのです。
どうしても食べたいという人は貝のように塩水を沸騰させた中に入れて、
充分に過熱したものを食べるようにしましょう。
確かに若いころの無茶なんて誰にでもあることだと思います。
しかし、今回のような悲劇が起こった場合、
若気の至りなんて言葉では済ませられません。
なにをやるにしても、しっかりとそのリスクを考え、
判断すべきですね。
ネットでの反応
・若気の至りでも絶対に無理w
・ベロンベロンに酔っ払ってたら食べれるかもしれん。
・アホすぎて同情できない・・・