中世に本当に存在した12の迷信…
ヤバすぎると話題に…


中世に本当に存在した12の迷信

中世というと人々の生活を貧困、
疫病や魔術が支配していた暗黒の時代というイメージがある方も少なくないはず。

多少挑発的に聞こえるかもしれませんが、
その時代を生きた人々は様々な偏見や迷信に影響を受けていました。

今回は中世に本当に存在した12の迷信を紹介します。

1.動物も裁判にかけられる

動物が裁判なんて、漫画のような話ですが中世では、裁判において人間と同等の立場を与えられていました。

カタツムリの群れが庭の植物を食い荒らしたために訴えられた際には、カタツムリが裁判に欠席したために追放されたそうです。

中でも一番この裁判で被害にあったのは、猫でした。

悪魔の手下であるとの嫌疑をかけられたためで、この迷信のせいで多くの猫たちが虐待され、火あぶりの刑にかけられたことも…。

2.剣闘士の血にはてんかんを治す効果がある

かつて剣闘士や兵士は戦いに向かう前、少量の血液を抜いてから出陣するという風潮がありました。

血を抜くことでそうすることで頭がスッキリし、リラックスした状態で戦えると信じられていたのです。

この剣闘士から抜いた血を医者は「有効活用」し、患者に飲ませていたのです…!

なぜなら剣闘士の血にはてんかんを治す効果があるという迷信が広く信じられていました。

3.芽キャベツの中には魔物が住んでいる

現代でも芽キャベツを茹でる前に芯の部分に十字型の切りこみを入れてから鍋に入れるのです。

芽キャベツが早く茹で上がるようにと行われる行為ですが、中世ではこの行為にも迷信がありました。

中世の人々は芽キャベツに十字の切りこみを入れずに食べると、キャベツの中に潜む小さな魔物の出す毒にあたると信じていたのです。

4.無から生まれる動物もいる

ハリーポッターシリーズを読んだ事がある人は不死鳥・フェニックスが灰の中から生まれることを知っているでしょうね。

かつて中世ではそれが本当に起こる現象だと信じられていました。

他にも虫やミミズ、モグラなどは無から生まれ、ゴミや土の穴から地上に這い上がってくると考えられていたのです…!

一部ではなぜかネズミも無から誕生すると信じられていたそうです。

5.悪魔を呼ぶ音楽が存在する

中世では音楽家にある決まった旋律や音程を演奏することを協会が禁じていました。

いくつかの音程には悪魔を召喚する効果があると信じられていたからです。

音楽家が「音楽の悪魔」と呼ばれた三全音を弾いているところを見られたりしたら、即刻逮捕されたという話があるほどです。

しかしながら人間にとって不快なHzの音があるために
あながち間違っていなかったのかもしれませんね。

6.ビーバーは魚である

こんなに可愛いビーバーには、とても興味深い迷信があります。

なんと中世ではビーバーの肉を食べていたのです。

教会が定めた断食の習慣では、ビーバーは魚類であると考えられていたため食べてもいいものとなっており、ビーバーの性器には病気を治す効果があるとも信じられていたのです。

そのために狩りの対象となっていましたが、ビーバーは追い詰められると性器を投げ捨てて逃げるとも考えられていました。

7.魔女は犠牲者の男性器をペットとして飼っている

中世では魔女の烙印を押された女性たちは男性器を奪いペットとして飼っているという迷信が男性たちを中心に信じられていました。

魔女は巣やカゴで男性器を飼い、会話し餌を与えていると…。

こうした迷信を信じる男性の心理状況はコロと呼ばれる現象で、紀元前の中国の医書にも記述があるそうです。

これは精神疾患とされ、これにかかった男性は自分の性器が内側に向けて成長していつか消えて無くなると信じていたそうです。

8.心臓は屍とは別に埋葬されなければならない

こちらは迷信というよりも中世の貴族社会の生活を表したものです。

ということで、実際に行われていました。

当時の貴族は死後生まれ故郷や神聖な場所に埋葬される事を望む人が多かったそうですが、10世紀の技術で屍を遠くまで運ぶのは一苦労です。

そこで考えられた折衷案として心臓を切りとり、その心臓をお望みの埋葬地に埋めるというものでした。

それから体は普通の墓地に埋葬されたそうです。

9.赤ん坊は痛みを感じない

中世の医者は赤ちゃんの脳は十分に発達していないため痛みなどの神経への刺激を感じる事ができないと信じていたのです。

なんと麻酔無しで手術を行うこともあったようで…痛みのあまり赤ん坊が泣き出すと、それは何か気に入らない事があるせいだとされていました。

10.蜂は鳥である

中世の学者は蜂は変な形をした小さな鳥だと考えていたそうです。

百科事典を引用すると、蜂は他の蜂のコロニーとの戦争に備え蜂蜜をせっせと集めていると書かれています。

そして群れの掟を破ってしまった蜂は恥の観念から自らを刺して死んでいったそうです。

11.精子の中には小さい人間がいる

中世の人間の生殖に関するある迷信はとんでもないものでした。

古代の人々は男性の精子の中には既に人の形をした子供達が潜んでいると信じていたのです。

その子供達が性交によって女性の体内に入り、完全に成長した段階で誕生すると考えられていたのです。

つまり女性の体はこれから生まれる子供の保育器にしか過ぎないと思われていましたのです…。

12.太平洋には巨大な大陸が存在する

アトランティスという大陸の伝説を聞いたことがあるでしょうか。

はかつて大陸ほどの大きさを持つ島に繁栄したと言われる王国で、巨大な軍事力を後ろ盾に世界を支配しようと試みたため、

ゼウスの怒りに触れ大西洋に沈められたとされる幻の国です。

中世の人々は他にも太平洋に沈む巨大大陸、ムー大陸の存在を信じていました。

迷信によるとハワイ島やその他の太平洋に浮かぶ島々は
この大陸にあった山岳地帯の山頂に位置すると考えられていたそうです。

ネットでの反応

・今の時代に生まれてよかった・・・

・やばすぎでしょ。

・現代の常識からするとどれも奇怪なものばかり

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