「あんたのところに生まれ変わってくる」難病で急逝した母…
その言葉の通り3ヶ月後に妊娠が判明
難病と闘っていた母が一度だけ吐いた弱音
ある専業主婦の女性の母親が難病
「ALアミロイドーシス」と診断されたのは2017年6月のこと。
9月ごろから症状が悪化し始め、
化学療法を行いながら
自身の骨髄移植のタイミングをはかっていましたが、
症状が悪化してそのタイミングが掴めなかったと言います。
11月末ごろには1人で立って歩くのも難しい状態に。
食欲もなくなり、口数も少なくなっていきました。
「大丈夫やて。私頑張るで」と
ずっと気丈にふるまって病気と闘っていた母親が
ある日の病室でこんな話をはじめたそうです。
「あのさー、もしこのままダメだったら……」
「あんたのところに生まれ変わってくるでね。またよろしくね」
それは娘が不妊治療で
クリニックに通っているのを知っていての言葉でした。
母親もかつて不妊治療した経験があったからこその言葉です。
「えー、賢くていい子だといいなぁ」
と、そのとき軽い言葉を返したのは、
これまで一度も弱音を吐かなかった母親が、
この時ばかりは言葉が震えているのがわかったからだとか・・・
それからも病状は悪化し、
12月に入ると会話もままならなくなり、
57歳という若さで急逝。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2021/05/original-11.jpg)
女性は11月に交わした言葉を忘れられず、
火葬場では「また親子しようね」と約束して母親を送り出したそうです・・・
母親急逝の三か月後に起きた奇跡
母親急逝から3か月後の2018年3月、
母親の言葉の通りの奇跡が起きます。
女性の妊娠が判明したのです。
母親の看病もあり不妊治療を休んでいたため、
自然に授かった命です。
出産を11月に控えた女性が8月6日に
その時の思いをツイッターに投稿したところ、
大量リツイートして感動をよんでいます。
お母さん闘病中に一度だけ私の前で涙ぐんだことあって「もしこのままダメだったら、あんたのところに生まれ変わってくるでね。お母さんのこと大好きな子やでね。またよろしくね」って言った。火葬場で私は「また親子しようね」って約束して送り出した。3年出来なかったのに、自然に妊娠した今回の話。
— かにこ@娘2y6m (@trsk1121) August 6, 2018
引用:https://twitter.com/trsk1121/status/1026386442514120705
母が有言実行したのかなぁと思ってます。生まれてくる子は母そのものではないけれど、きっと母が送り出してくれた命だと思って、大切に愛情いっぱいに育てたいです。出産がんばります
— かにこ@娘2y6m (@trsk1121) August 6, 2018
引用:https://twitter.com/trsk1121/status/1026477868941959169
女性は母親へのメッセージを次のように語っています。
「頑張って出産するから、これからも見守ってね。
お母さんがしてくれたみたいに、愛情いっぱいで育てるからね。
また会う時に、たくさん話したいことがあるから、
そのときはたくさん褒めてほしいし、たくさん話がしたいよ」
親子の立場が入れ替わっても仲の良い親子として
ずっと過ごせるといいですね。
ネットでの反応
・涙出ました。お母さんからの最高のプレゼントですね。
・人のツイート見てうるっとしたの初めて
・まさに繋ぐ命ですね
・立場が真逆にはなりますが、
ちゃんとまた親子できるんでしょうね
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