耳の先端に切れ込みがある猫…
多くの人にこの事実を知ってほしいとネットで話題に…


耳の先端に切れ込みがある猫

皆さんは避妊・去勢済みの野良猫には目印として
耳の先端がカットされているということをご存知ですか。

これは、避妊・去勢済みの野良猫と
そうでない野良猫を区別するためであり、
これにより避妊・去勢済みの野良猫が
何度も捕獲されるストレスから守るためや
野良猫の殺処分を減らす為に行われる処置なんです。

当然、猫の耳をカットするなんて酷いという意見もありますが、
何度も捕獲されたり、最悪殺処分されてしまうよりは
猫への負担は少ないということのようです。

この事実を知っていた人もいらっしゃるとは思いますが、
この事実を知らなかった人の方が圧倒的に多いと思います。

まず知る事、これが動物の殺処分を減らす第一歩だと思います。
この事実を多くの人に知ってもらいたいと
田柄動物病院・練馬さんがTwitterで呼びかけ話題となっています。

引用:https://twitter.com/junkievets/status/820786091938566145

猫の耳をカットするという行為自体が
かわいそうという方もいらっしゃいますが、
それによって猫が得られるメリットの方が
カットされるデメリットに比べ大きいという判断の元、
獣医師さんたちは耳のカットをされています。

引用:https://twitter.com/junkievets/status/821238618190729216

実際に猫の命を守り、殺処分が減るようにと
活動されている方たちが最も猫に負担が少なく、
効果的な方法として耳をカットするという方法が生まれたのだと思います。

耳をカットすることがかわいそうだ、虐待だと思う前に
どうしてそのようなことをしなくてはならないのか?
という事実を知っていただきたいですね。

TNR活動

この猫の耳をカットするという方法は
TNR活動(Trap(捕獲)、Neuter(不妊手術)、Return(戻す)の
頭文字をとったもの)の一環で
同じ猫を何度も捕獲しないために行われています。

野良猫が増えすぎ、結果住民の通報などで殺処分されてしまうという
最悪のケースを防ぐために行われる活動です。

全国的にこのような活動の成果もあり、
猫の殺処分の数は年々減ってきています。

しかし、まだ多くの猫の命が殺処分によって
奪われていることも事実です。

殺処分を0にする為にも耳がカットされた猫の事を
多くの人が知ることが大切なのではないでしょうか。

ネットでの反応

・全国ルールでは無かったとは知りませんでした。
左右の区別がある方が、遠目でもオスメスが判るので
良いと思いますけど、どうなんでしょうね?

・耳カット可哀想!と思う人は自分が活動すればいいと思います。
問題を多角的に考えるべきです。
むしろドーベルマンの耳と尻尾を切る方が人間のエゴかと…。

・耳がどうこうよりも生き物として
子孫を残せなくなる悲しみが一番辛いでしょうし。
こんなに大切なことなんだから、学校や地域できちっと教わり、
考える機会を持ちたかったと思うので、
これからそうなれたらいいですね。

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