17世紀に書かれた理解不能な悪魔の手紙
現代の技術で内容が解読されて話題に…



悪魔の手紙という代物をご存知だろうか?
悪魔の手紙とはその名の通り、悪魔が書いたとされる手紙です。

古い紙に文字列がインクで書かれているが、
いずれもアルファベットに似ているが違う所も多く、
何が書いてあるのか解らない。

この手紙は1676年にパルマ・ディ・モンテチアロ修道院の
マリア・クロフィフィッサ・デッラ・コンツェツィオーネによって書かれたもので、
サタンが彼女に乗り移って手を動かし、書かれたとするもの。

「Y」「K」「M」などアルファベットのようなものから、
よくわからない形の文字まで見られる

手紙を発見したのは同じ修道院の修道女イサベラ・トマシで
ある朝彼女は不思議な手紙を持っていた
マリアら姉妹を発見。

悪魔に憑かれているのではないかと思い、
彼女に紙にメッセージを書くように言った所、
不可解な文字による文章が書き出されていったのだった。

これが300年以上解読されなかったわけだが…、
この度翻訳に成功。文面が解読できたというのだ。

悪魔の手紙の内容

しかし先日、ついにイタリアのルドゥム博物館の
科学者が解読に成功しました。
その内容は…

父なる神、イエス・キリスト、聖霊は重荷である。
神は死ぬ運命にある人間を解放することができると考えている。
神は人間が作り出した。
このシステムは誰のためにも機能しない。

つまり、キリスト教における神の存在を否定しています。
もしかしたら彼女は修道女でありながら

 「神なんていない!
でもこれを公表すると異端者扱いされてしまう…
じゃあ暗号化して悪魔が書いたってことにしよ!」

みたいな感じだったのかも?
でも解読されなかったら意味がないような…

なぜ悪魔の手紙を書いたのか?

一説には彼女は統合失調の患者であり、
彼女自身が悪魔に乗っ取られたと思いこんで
この手紙を書いたとも言われています。

この手紙にはラテン語、ルーン文字、ギリシア文字、クルド語が用いられており
彼女は言語が非常に堪能だったという専門家もいる。
解読にはダークウェブで用いられる暗号解析ソフトを使用したとのこと。

300年前に書かれた暗号が本当に意味を持っていたというのは少し興奮しますね。
この調子で他の暗号文も解読されて欲しいものです。
引用:http://metro.co.uk/2017/09/10/a-possessed-nuns-17th-century-devil-letter-has-finally-been-translated-6916700/

あなたにオススメの記事

⇒ 台湾で道端に落ちている赤い封筒を絶対に拾ってはいけない…警察ですら拾わないその理由…