障害者が行う性処理の実態…
デリケートな性処理の問題が話題に…
去年の3月、乙武洋匡氏の不倫報道で世間を驚かせました。
不倫は褒められた話ではありませんし、
批判的な意見が多くありました。
しかし、別の見方では
「乙武氏のような身体障害者であっても、結婚ができ、
子供をつくることも、ましてや不倫だってできる」
という事実です。
障害者の子供を持つ親御さんなどにとっては、
少なからず希望となった可能性も否定できない。
そのくらい、障害者の性というのはデリケートな問題となっています。
今回は障害者が行う性処理の実態を紹介します。
障害者が行う性処理の実態
障害者のお世話を担当するのは
家族の中でもやはり女性が多いのだそうです。
これは性処理に関しても同じだそうです。
ですが、この行為自体を
家族にしてもらうということを想像したことがありますか?
もしかしたら単純な排出行為と思っているかもしれませんが、
やはりストレスと屈辱感を伴うのではないでしょうか。
それでも、
「たまには、ストレスなく射精させてあげたい」
と家族が風俗店に連れていくということもあるそうだ。
最近は性介護のサービスもあるようだが
家族も障害者自身も
「お金で割り切って任せられる風俗店のほうが、気が楽」
と感じるケースが多いという。
ただし、家族にとっては、自分も一緒に風俗店に入るのは恥ずかしいため、
事前に風俗店に電話して障害者の対応可否を確認し
OKの場合は指定の時間に店の前に置き去りにするのだそうだ。
風俗店の前に置き去り
風俗店に連れて行くといっても一緒に行くのは店の前まで。
その後、コトが終わると
家族が迎えにくるのが一連の流れとなっていますが
なかなか残酷な光景にも見えます。
そんな中、デリバリーヘルスの誕生は
障害者の風俗店利用にとって革新的だったといえます。
障害者専用デリヘル
一般のデリヘルと違う点は
自宅に向かう際は介助を行うスタッフも一緒に同行すること。
プレイできる態勢を整えるにはシャワーに連れていったり、
体を起こしたりすることなども必要となってきます。
そのため、風俗嬢もスタッフも介護に関する知識がないと対応できないようです。
一般に比べると求職者の数は圧倒的に少ないですが、
元看護師や元介助士などの資格を有する人の応募が多いのだそうです。
彼女は元々お世話をするのが好きな上に
接客上手な人が多いのだとか。
なかには一般の風俗店で働いていたものの
お客に乱暴な扱いをされたりして精神的なダメージを負って転職してくるケースも。
「障害者の人たちはお世話をすることは多いけど、
決して乱暴なことはされないので安心な上に、
「ありがとう」という並々ならぬ感謝の気持ちが深く心に伝わってくるのが嬉しい」
しかし、障害者専門の風俗店にも厳しい現状がありました。
料金が一般の風俗店に比べて割高に
障害者専門の風俗店の料金形態は一般の風俗店に比べて割高に。
仕事内容を考えるとそれも納得ですが
一般と比べると市場も狭くて客数も圧倒的に少ないことも
関係しているのだそうです。
そのため、ある程度は単価を上げざるを得ないそうだ。
また、専用デリヘルのオーナーの話によると
「店は儲かりはしないし、本当は女の子の給料をもっと増やしてあげたい」
と、厳しい現状を語っています。
ですが、待機中の風俗嬢たちは
不思議と穏やかで明るい雰囲気に溢れているそうです。
やみくもに利益だけを追求するわけではない障害者用風俗店。
その存在がもっとオープンになり、
仮に国や自治体からのサポートが受けられるようになったり、
高齢者がデイサービスを利用するような感覚が浸透したりすれば、
日本の障害者事情は少しだけ変わるのかもしれない。