CTスキャンで浮かび上がった謎…
仏像の中に1100年前に死亡した高僧のミイラを発見…
CTスキャンで浮かび上がった謎
仏像の中には非常に貴重な宝物が隠されているということは良くあります。
しかし、それを取り出すには最悪破壊しなければならず、
貴重な文化遺産をむやみに破損させる恐れもあり非常に危険だ。
だがその様な場合はCTスキャンなどの技術を駆使し
内部を垣間見ることが可能となっており
仏像の中に隠された書物や金品などが見つかることはよくあります。
だが、今回見つかったのはそんなものではなかった。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/06/96dd78e6.jpg)
仏像がCTスキャンにかけられる様子。
実にシュールだ…(笑)
仏像の中に高僧のミイラを発見
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/06/bdfd76b6-s.jpg)
なんと現れたのは宝物なんかではなく人骨。
内臓のないミイラ化した遺体が布の上に座った姿勢で入っている。
そして話題になっているのが
彫刻になったとき彼は本当に死んでいたのかという事。
しかし臓器を取り出されているあたりからすると
死んだ後そのまま200年間ほど寺に祭られ
14世紀ごろ仏像の形につくり変えられたのではないかと言われている。
これはある意味本当の「仏」と言えるだろう…。
体内から見つかった変なもの
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/06/vdalae.jpg)
病院では病院スタッフが集まって
ミイラ入り仏像のスキャンを手伝った模様です。
サージカル・テクノロジーズが開発した内視鏡で覗いてみると
内臓のあった場所からありとあらゆる腐敗物に混じって
なんと古代の漢字を記した紙くずが見つかりました。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/06/797a74a5-1.jpg)
新発見だったのはこの紙くずの方だったようです。
ミイラになった僧侶の正体
僧侶の正体はLiu Quanという禅僧とのことです。
没年は西暦1100年前後。仏像の年代もこの没年から来ています。
ドレンツ博物館ではいろんなミイラを一堂に集めて展示したのですが、
この仏像は「self-mummification」の事例として紹介されました。
日本語で言うと「即身仏」。地獄の苦しみの修行です。
ミイラ入リ仏像はハンガリー自然史博物館で展示されていましたが
その後はルクセンブルク、ドイツ、スイス、オーストリア、スウェーデン、ウェールズを
2018年までかけて回る予定のようです。
引用:http://www.yukawanet.com/archives/4830431.html
ネットでの反応
・おいおい彼は彫刻になったとき死んでいたのですか?
・彼が死んでいたのか?
・ミイラ化したあと臓器を取り出されたと思う。
・彼はミイラ化していない、彼は黄金に変わった。