宇宙に旅立って行った動物たち…
ライカの悲劇的な末路に胸が痛む…


宇宙に旅立って行った動物たち

人間より先に宇宙に旅立った動物たちがいます。

旅立った動物たちの中には無事に生還できた動物もいれば
悲劇的な末路を迎えた動物もいます。

今回は宇宙に旅立った動物たちの末路を紹介します。

ベルカとストレルカ

ベルカとストレルカは地上に生還した歴史上初めての生物です。
この2匹は野良犬でした。

地球を18周したのち無事に生還しました。

エイブルとベイカー

メスのアカゲザルのエイブルとメスのリスザルのベイカーは
1959年5月28日に地球を旅立ちました。

エイブルとベイカーは15分間の飛行を終え地球に帰還しました。

人類より先に生還できた霊長類となりました。

ベイカーはその後腎不全で亡くなり27年の歳月を生きました。
エイブルは電極を外す時の手術の途中で亡くなってしまいました。

ライカ

野良犬だったライカは1957年11月3日に地球を旅立ちました。

ライカが乗っていたロケットは再突入の装備が備わっておらず
生きて戻ることはできませんでした。

ロケットが打ち上げられる前までライカは怯えていたそうです。

ソ連は計画後の数年間、ライカが数日間に渡って
地球軌道の周りを生きたまま漂流したことを主張。
ライカは毒入りの食事を食べて安楽死したと主張しました。

しかし、2002年、打ち上げ計画に関わった
ディミトリ・マラシェンコフ氏は論文で
「発射の7時間後にライカは死亡していた。」と発表。

ライカは加熱とストレスにより死んだと論文で説明しているのです。

スプートニク2号の断熱材は一部が損傷したことで
宇宙船の内部は41℃まで上がり、
脈拍が落ち着くまでの時間が地上での訓練と比べて3倍以上もかかっていた。
また5〜7時間後には生命反応が送られてこなかったという。

事実は誰にも分かっていませんが、
これが真実であればライカの死は想像を絶する苦しさだったと思われます。

人類が宇宙に進出するまで
彼らのおかげと言っても過言ではありません。

動物たちが宇宙に旅立ったことは
決して無駄ではなかったと言えるでしょう。

ネットでの反応

・犬好きの自分にはキツい

・科学技術の発達ってこういうもんなんだよな。
宇宙開発は直接関係ないかもしれないけど
自分の生活がこういったものの上に成り立ってると思うと遣る瀬無い。

・いろいろ考えてしまうね。
共産主義なんて人間の命も軽いし、
今生きている社会だって、動物実験に
よって薬が発展してきたんだろうし。
それに、犬だから可哀想であって
猿だったら、それほどな気もする。

・星になったライカはどんな思いで地球を見つめるのだろうか…
星を眺めるのが辛くなる話だな。

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