なぜイジメはなくならないのか…
科学者が分析した結果…
なぜイジメはなくならないのか
学校や会社の中で「いじめ」が起きているのは
誰もが知っていると思います。
いじめをなくそうと呼びかけたとしても、
そう簡単になくなる事はありません。
そもそも、学校や会社などで
必ず「いじめ」の対象になってしまう人って
たくさんいるんですよね。
そうなると自分がやりたいことに集中できなかったり、
やりたい仕事に就職することができなかったりして、
人生に悩んでしまいます。
今回は科学者が分析をした
「いじめられる原因」について紹介します。
ポイントは「異分子」にならないことだそうです。
異分子がいじめの対象になる?
新年度がやって学校・学年や職場が変わる時期ですね。
新年度になると
新しい環境に身を置かなければいけない人が増えます。
そんな中で重要なのはある程度の「環境順応性」です。
コミュニケーション能力というのは
生まれつき持っているものではありません。
生きていく中で「トレーニング」をして、
体得していく能力です。
このコミュニケーション能力を
しっかりと身に付けていかなければ、
学校や会社で失敗することがあります。
例えば自分のことを
「コミュニケーションに自信がある!」と
勝手に思い込んでいる人というのは
周りからみると「セクハラ行為」を無自覚でやっている
なんてこともあるのです。
他人との距離感というのは
人生の中で様々な体験をすることで身に付きます。
世代などによってその対応も変わってくるので
社会や学校生活の中で「不穏分子」に
ならないように気を付けることが重要です。
集団生活をする中で「いじめ」という行動は
集団機能を果たすために「異分子」を排除するという、
人間の本能的な所から出てきているケースが多いといいます。
いわゆる社会性動物(人間やその他の生物)たちは
「いじめ」という行動で弱者を痛めつけるという
行為を頻繁に行っています。
人間社会の中で「異分子」と判断されると
「いじめ」を行うというのは
もう誰もが知っていることだと思います。
例えばTwitterなどでも
すぐに1人のターゲットを見つけると
炎上騒動が起きたりしますよね。
つまり、簡潔に言ってしまえば
集団生活の中で「異分子」にならないようにすれば、
「いじめ」を受けない、という事なのです。
とは言っても「異分子」にならないようにするには
集団の中で「挙動不審にならない」という事に
気を付けるしかないと思います。
ここでいう挙動不審というのは
「感情が読み取れない」とか「不安感を仕草で表に出す」とか
「視線が泳ぐ」などの感情の不安定さが
その人全体から滲み出ている状態です。
集団生活をする上で、人間というのは
「感情を共有・同調」しようとする傾向があります。
ですから、先ほどの挙動不審つまり不安定な人間というのは
一番に異分子に認定されるのです。
それではこの不安定な状態を改善することができれば、
「異分子」にならなくて済むという事になりますよね。
異分子にならなくて済む方法
その解決策は割と簡単です。
不安を感じている人は「自信を持つ」ことを
実践してみてください。
どういう事かというと
「自分が自分である事」に対する自信を持つという事です。
他者と比べて自信を持つという事ではありません。
例えば出かける時に左右で違う靴を履いてしまったとか
歯磨き粉だと思ったら洗顔だったとか、
そういう「うっかり」したミスがあったとしても
自分が「そういうものなんだ!」と
自信を持って振舞うようにするのです。
そうすることで挙動不審の大半は
自然と落ち着いていきます。
女性の中では、太っていることが恥ずかしいと思っている人が多いのですが、
「自分はそういう体型なんだ!」と自分を俯瞰して
「認識」させることが大切なのです。
集団の中で「異分子」になりやすい人というのは
自分の行動に自信がなく、他人の視線に怯えているようなタイプが多く、
何かミスをしてもそれをプラスに持っていく行動が出来る人は
いくら見た目が派手だろうが、「異分子」にはなりにくいのです。
それから注意すべきことは自分に自信を持つことが出来たとしても
自分の価値観を他人に押し付けてはいけません。
自信があるからこそ「これ良いよ!!」と押し付けたくなる気持ちは分かりますが、
それをすると「異分子」にみなされる可能性があります。
そう、「空気が読めない」とか「ワガママ」とか言われるようになるのです。
自信を持つのはいいことですが、
自信過剰にならないように注意しましょう。
「いじめ」というのは、「異分子」が大きく関係しているという事が分かりました。
もちろんこれは一例ではありますので、
今回お話をした「異分子」に当てはまらないのに
いじめられているという方もいらっしゃいます。
ただ、「異分子」になることが大きな原因になっていることも確かです。
いじめは絶対にやってはいけないことですから、
自分がいじめられないように気を付けていくことも重要ではありますが、
いじめる行為をする人間がいなくなることが1番ですね。