国内・外で実際に起きた恐ろしい遊園地事故10選…
悲惨すぎると話題に…


国内外で実際に起きた恐ろしい遊園地事故

基本的に遊園地にある大型遊具は
きちんと定期点検がされていて安全な状態になっています。

それでも人間が作ったものですから、
ごく稀に大きな事故を起こすこともあります。

今回は過去に実際に起こった遊園地での恐ろしい事故を紹介します。

1.ファイアボール(アメリカ・オハイオ州)

ファイアボールは柱に固定されている複数の座席が
高速で回転しながら振り子式に動く乗り物。

なんと乗客がここから放り出されるという事故が起こりました。

地元当局によると1人が死亡、5人が重傷、2人が負傷しました。

死亡した人は18歳の少年で
乗り場から約15メートル先の地上に落下し衝撃で死亡したとみられています。

事故直後は安全確認がされるまで
全てのアトラクションを停止する処置をとりました。

2.ザ・ビッグ・ディッパー(バタシーパーク・イギリス)

ビッグ・ディッパーは人気の木製コースターでした。

しかし、地上最悪のローラーコースター事故の汚名を持つ
コースターでもあります。

このビッグ・ディッパーはガタガタいうオンボロなアトラクションでしたが、
客にはとても人気がありました。

事故が起きた日もいつものように乗客を載せて出発、
しかし頂上付近で異変が・・・

コースターを頂上に向けてひっぱっていたロープが切れたのです。
さらにコースターの後退防止システムが停止。

コースター車両は猛スピードで坂から乗降場へ降下していき、
コースターごと壁に打ち付けられました。

当たりは血の海になる悲劇だったそうです。
この事故で子供5人が死亡、13人以上が負傷。

2年後にはこの大惨事を引き起こした怠慢が原因で閉園となりました。

3.大擺錘(だいはいすい)(成都動物園・中国)

四川省成都市の成都動物園にあるこのアトラクションは
富士急ハイランドにある「トンデミーナ」と似た作りのアトラクションです。

乗客は足が宙ぶらりんになる円盤に乗ります。
そして、その円盤の軸が周り、円盤自体も回転する、という乗り物です。

乗客の足場は乗降式になっており、
乗り降りする際は足場が上がってきて運転中は下がるようになっています。

この乗り物で起きた事故は
足場が原因で起きた事故でその内容はこうです。

乗客の安全ベルトを解除する時、吐瀉物に足をとられて転倒。
機器のすき間に転落しました。

その時点で機器は完全に停止していなかったため、
上下に動く足場に押しつぶされて死亡したということです。

4.風神雷神Ⅱ(エキスポランド・大阪)

大阪のエキスポランドは40もの乗り物やアトラクションがあり
盛況なテーマパークでした。

しかし、2007年5月5日、ゴールデンウィーク中に悲劇が起こりました。

園内でも人気だった風神雷神Ⅱというジェットコースターが脱線。

脱線した車両は傾き、
乗客だった19歳の女性がレールの手すりに挟まれ死亡、
その他21名が負傷しました。

これは日本国内最悪のテーマパーク事故として記録されています。

調査の結果、脱線の原因は車軸の金属疲労による断裂。
その車軸は15年間取り替えられていなかったことが判明しました。

事故から一ヶ月後に営業を再開しましたが、
事故の影響で入場者が激減し、2009年に閉園することとなりました。

5.ライド・オブ・スティール(ダリエンレイク・アメリカ)

両足をイラク戦で失った、ある退役軍人。

彼が遊びに行ったテーマパークの
ジェットコースターから投げ出されて死亡しました。

アメリカ軍の軍曹でイラク戦争の経験者ジェームズ・ハッカマーは
ダリエンレイク遊園地にある全ての
ジェットコースターに乗ってみたいと思っていました。

彼は戦争で両足を失っていましたが、
園内のアトラクションは彼のような人が乗るにしても
十分に安全であるということでした。

しかし、ライド・オブ・スティールというアトラクションに乗った彼は
最初の落下で安全バーをすり抜けて落下し地面に叩きつけられて死亡。

非常に残念なことに膝にのせたバーやシートベルトは
ハッカマーをしっかりと守ることはできなかったのです・・・

6.サイクロン(コニーアイランド・ニューヨーク)

サイクロンというジェットコースターは
ニューヨークにあるコニーアイランドにあります。

これまでに何度も事故を起こしているのです。

一つは80年代に20代の若者が走行中に座席から立ち上がり、
レールに頭をぶつけ死亡。

もう一つは26歳の保守作業員が安全バーを外し、
立ち上がってコースターに乗ったため落下して死亡しました。

最近では2007年7月カリフォルニア出身の
53歳男性ケイス・シラサワという人物がこのコースターにより亡くなりました。

彼はコースター乗車後、
痛みと指先などの麻痺症状に襲われたのです。

病院に入院し検査の結果、
脊髄を折っており彼はその数日後にケガの合併症で死亡しました。

7.リトル・ファイヤー・ドラゴン(ラグーンアミューズメントパーク)

見た目にインパクトがあり、
そこまでの危険性を感じさせない子供向けのコースター。

でも、過去には子供が犠牲となった事故を起こしています。

1989年1月、6歳のライアン・ベックステッドは
コースターに乗り、安全装置をすり抜けて立ち上がりました。

当然動いているコースターから投げ出されたのですが、
発射してすぐの低い位置での落下だったため重症にはいたりませんでした。

しかし、そこからレールに戻ろうとよじ登ったその時、
後ろから別のマシンがやってきており衝突し亡くなってしまいました。

8.スピニングコースター舞姫(東京)

東京ドームシティアトラクションズ内に存在していたジェットコースターです。
一人の男性が死亡した事件後、解体されました。

事故は2011年1月に起きました。

事故に遭った男性は大柄で130キロを超えており、
安全バーが閉まらなかったそうです。

普通の遊園地ならスタッフが
一人ひとりの安全バーがロックされているか確認するのですが、
東京ドームシティでは一斉に声掛けをするだけだったのです。

発車後、男性はコースターの遠心力で7~8メートルの高さから振り落とされ、
すぐに救急車で運ばれましたが死亡しました。

9.クレイジースクリーム(中国)

2015年5月中国浙江省温州市平陽にある
龍山アミューズメントパークで二人が死亡する事故が起きました。

このアトラクションは両端にゴンドラがついた軸が
風車のように回転するアトラクションです。

乗客が安全ベルトを締める前にスタッフが稼動させたために、
一部の乗客が高さ20メートル地点に達したゴンドラより投げ出されました。

これにより3名の客が次々と落下。
地面に体を強打した2名が搬送先の病院で死亡する大惨事となりました。

10.ハイドロ(オークウッドテーマパーク・ウェールズ州)

ウェールズ州のオークウッドテーマパークにある
ハイドロウォーターコースターはもの凄い降下をすることで有名でした。

2004年4月、16歳ヘイリー・ウィリアムズは
有名な降下とは別の急激な落下をするという悲劇に見舞われました。

ウィリアムズはコースター上の30メートル地点から
地面に落下してしまったのです。

それによって内蔵を損傷し亡くなりました。

落下の原因は施設の従業員が乗客の安全バーや
シートベルトが適切にしまっているかの確認を
常日頃から怠っていたことでした。

これにより施設側は怠慢の責任をとって40万ドルの罰金を命じられました。

家族や友人と楽しい時間を過ごすはずの場所での惨劇。
本当に恐ろしいです。

しかも、人為的なミスでの事故が多いのもショックでしたね。
点検やチェックなど、当たり前のことを怠らないようにしてほしいものです。

ネットでの反応

・怖すぎるんだが・・・

・ジェットコースターに乗るのを躊躇してしまうじゃないか・・・

・遊園地側の怠慢で事故死って死んでも死にきれん・・・

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