究極の身体改造「アンピュテーション」を施した女性…
身体改造が密かなブームに…
TBS系で放送されている紀行バラエティ番組
『クレイジージャーニー』でも時々話題になるのが身体改造ですが、
今回はその究極ともいえるアンピュテーションについて紹介します。
アンピュテーションとは
アンピュテーションは切断という意味で
自分の身体の一部を切断することで身体改造を行なっていくのです。
最近よく耳にする身体改造は
1980年代後半のアメリカ西海岸で興った
モダン・プリミティブのムーブメントに端を発し、
身体を用いた芸術や表現活動の総称です。
この行為の歴史は古く、石器時代にも遡るといわれています。
身体改造は自分の意思で自分の身体をデザインする行為で
ピアスやタトゥーの延長上にあるさらに難易度が高い改造行為です。
あまり知られていませんが、
2000年ごろから多くの海外アーティストが来日しているので
日本も身体改造の分野では先進国の1つなのです。
アンピュテーションを施した日本人女性
普段は都内の一般的な会社に勤めている30代女性のGさんは
自らの意思で左手の薬指を壊死させて切断する
アンピュテーションを施しています。
Gさんはまず10代でピアス、20代前半でタトゥーを彫り、
本格的な身体改造を始めたのはフランス人の身体改造アーティストである
ルーカス・スピラ氏が来日した数年後の2000年ごろからとのことでした。
最初の身体改造はテフロンを身体の中に埋め込むインプラントでした。
その後、Gさんは舌を2つにするスプリット・タンや
左ほほのカッティングの身体改造を行なっています。
また薬指の後は右足の小指にもアンピュテーションを施しています。
Gさんがアンピュテーションの存在を知った時、
自分が生まれた時から繋がっているものが離れる様に感動し、
憧れのような感情をもっていたとのことでした。
Gさんの願望的には手首や肩口をしてみたかったけど
それはさすがに無理だったので
指にアンピュテーションを施したそうです。
アンピュテーションにはリスクがある
Gさんがアンピュテーションを施した際は
最終的な切断は医師に任せたとのことでした。
切断してしまった部位はもちろん二度と元には戻らないので
今後の生活にもかなりのリスクを負うことになります。
それ以外にも敗血症という事故などで血管に殺菌が入り、
その雑菌が血管を通って心臓に達することで
ショックや臓器不全を引き起こして死に至る病気になる可能性もあります。
身体改造ではこのような死に至るリスクもあるのです。
死のリスクがあってもある程度の覚悟をして身体改造を続けるGさん。
Gさんは以前から身体が不自由な方への憧れがあったと語っています。
身体改造を行なってよかったことは
私は不自由が好きなんだと気づけたことだそうです。
日本でもあまり知られていませんが、
『クレイジージャーニー』などで取り上げられたことで
身体改造が密かなブームになっています。
ただ今回紹介したようにリスクも伴うので
決して興味本位で行動しないようにしてください。
大きな代償が待ち受けているかもしれません。
ネットでの反応
・自分には理解できない
・海外の話だと思ってたけど、日本にもいるんだね
・最終形態はどうなるんだろう