何もぶつけたりしていないのに足の裏が痛い…
驚きの4つの正体が話題に…
何もぶつけたりしていないのに足の裏が痛い
足裏の痛み、その痛みが各所に拡散することもあり、気になりながらも放置する方が多いと思います。
足裏の痛みは気分的にも不快で日々の生活を楽しめなくなりますね。
まず、足裏の痛みは大まかに4種類に分類することができます。
土踏まずの痛みは主に偏平足によるものです。
足裏全体の痛みは足底筋膜炎によるものです。
そして、足指の付け根の痛みは中足骨骨頭痛によるもから引き起こされます。
足指と足指の付け根間の痛みはモートン病を発症していると考えられます。
今回は何もぶつけたりしていないのに足の裏が痛い原因を紹介します。
偏平足
一般的に良く知られている偏平足ですが、
くるぶし下のつま先よりの所にある船状骨の高さが3センチ以下の場合を偏平足と言います。
長時間立っていたり歩いていると土踏まずが痛くなる方も
偏平足の可能性があります。
偏平足の主な原因は運動不足とヒール、パンプスの愛用です。
足底筋膜炎
足底筋膜は踵から足指の付け根にあります。
その部分が炎症を起こしているのが足底筋膜炎です。
症状としては朝起きて足を床につけた時に痛む、
踵が地面についた時に痛む、踵の内側を押すと痛む、
歩いたり運動をすると痛むなどがあります。
足底筋膜炎の原因としてはスポーツ、立ち仕事、
靴、偏平足などによる足底への負担が原因と考えられます。
中足骨骨頭痛
長い時間歩くと、ジワジワと足指の付け根の真ん中が痛みだします。
これが中足骨骨頭痛です。
高いヒールを履く人がよく経験する痛みと症状で高いヒールは
足指の付け根への負担が掛かるので注意が必要です。
高いヒールの愛用以外にも中足骨骨頭痛は歩く量の増加、
フローリングを素足で歩く、
外反母趾から足指の付け根への過度の負担が原因になります。
モートン病
圧迫された足指の骨の間にできた神経のこぶが、歩くとさらに痛みます。
主に中指と薬指の間、人差指と中指の間が痛むのが
モートン病を発症している判断になります。
モートン病についての判断については靴を履いていない時は痛まない、
踏み返しの際痛む、歩いていると痛みやしびれを感じる、
痛みが継続するなどがあります。
さらに、足の薬指の下あたりを押すと痛むことが
モートン病との判断になります。
主な原因は幅の狭い靴やヒールの愛用、開張足、
長距離の歩行が主な原因と考えられます。
痛みの緩和策
自分の痛みをしっかりと把握し、それにそった処置を的確にしてきましょう。
最近では多様なインソールやパットが販売されていますが、
自分の痛みに沿ったものでないと効果は望めません。
偏平足と足底筋膜炎
偏平足の痛みを和らげるのはインソールがおすすめです。
次に足底筋膜炎の痛みは予防が大切です。
まず足のアーチの崩れを防ぐ必要があります。
それには過度な運動を避ける、急激な体重の増減には注意する、
サイズの合った靴を選ぶ、靴の紐をしっかりとしめる、
足底腱膜をストレッチで鍛えることなどが大切です。
中足骨骨頭痛とモートン病
中足骨骨頭痛は高いヒールの靴を履かない、靴底の薄い靴は避ける、
インソールやパッドを用いることで痛みは緩和できます。
そしてモートン病の痛みの場合はパットを使用する、
幅の狭い靴や高いヒールの靴は履かない、靴の紐を締めすぎないことです。
モートン病は外科処置を必要とする場合があるの、整形外科での受診をおすすめします。
足裏の痛みは様々な症状があります。
一番大切なのは自分がどのような痛みを持っているかをしっかりと把握することです。
そして、モートン病の場合などは整形外科できっちりと診察を受けましょう。