野球帽の裏にあったメッシュの役割…
あまり知られていない役割が話題に…



男性の方は子供の頃に野球帽を被っていたという人が多いですよね。

そんな野球帽の裏にこんなメッシュの目隠しみたいなモノがあったのを覚えていますか?

子供の頃、これが何のタメにあるのかはっきり分かりませんでしたが、
なんとなく日除けみたいな役割があるのだろうと思っていました。

実はこのメッシュ、日除けじゃなかったんです。
今回は野球帽の裏にあったメッシュの役割を紹介します。

野球帽の裏にあったメッシュの役割

こちらがメッシュに関する衝撃の事実です。

Q .おでこ部分(帽子の裏)に白いメッシュが内蔵されているキャップがありますが、
あのメッシュの使用方法は何なのでしょうか?

A. それはキャップの前立部分補強のための芯材「前立メッシュ」というものです。
帽子の前面部分の型崩れ防止、野球のチーム名など刺繍やマークが被った時に
後方へ寝ないように補強しているものです。

以前このメッシュ部分にセルメガネが付いていた帽子がありました。
セルメガネのようになったもの(古い話ですが「赤影」とかのマスク)は
帽子の中から出して使えるようにスベリの外側(額の側)に縫い付ける形
(外に折り返してもスベリが残る形)になっています。

そう、なんとこのメッシュは帽子の型崩れ防止の為にあるもので
下ろして使うものではなかったのです。

しかもこんな注意書きまで添えられています。

「前立メッシュ」はスベリの内側に取り付けてありますので
下方へ下げたりしますとスベリ部分が「前立メッシュ」と一緒に外に飛び出てしまいます。
型崩れ防止のために取り付けてある帽子の構造材なので
無理に下方へ下げたりしますと帽子の型崩れが生じてしまいますのでご注意下さい。

知らずにこれを下ろして、変身ごっこをしたり、
知ったかぶって日除けとして使っていた人も多かったのではないでしょうか?

中にはこのメッシュ部分に目などのデザインを施して
下ろして使うように出来ているものもあるようですが、
基本的には帽子の型崩れを防ぐためにあるようです。

とは言ってもやんちゃ盛りの男の子たちには関係なく、
この事実を知っていたとしても下ろして使っていたと思いますが…

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