DQN違法改造車でも車検が通る闇車検の実態…
中古車市場に出回る盗難車が実は…




通常、車に乗っていれば
2年に1回、車検を受けなければなりませんよね。

車検を通すためには保安基準を満たす必要があり、
違法改造している車はもちろん通りません。

しかし、どの業界でも表があれば裏があるもので
普通は車検が通らない車でも通ってしまう闇車検が存在しています。

今回はそんな闇車検について紹介します。

闇車検とは

闇車検とは通常の車検には通らない状態の車を
必要な整備や点検そのものをせずに車検に合格させる不正行為です。

整備や点検を全く行わず検査に合格したものとして
書類手続きのみが行われ車検証が発行されます。

そのため、ペーパー車検などと呼ばれることもあります。

闇車検は取り締まりが厳しくなったことでだいぶ減っていますが
いまだに一部では行われていると言われています。

闇車検が行われる場所

闇車検が行われる場所は
見た目は普通の工場(一部の指定整備工場)です。

指定整備工場では車検の検査自体は工場内で完結するため、
運輸支局に車を持ち込む必要がなく、
車検証の申請のみでOKという仕組みになっています。

この仕組みを悪用して闇車検が行われているのです。

闇車検の値段

闇車検の車検費用は業者側の言い値で決まることが多く、
約15〜20万円程度と言われています。

もちろん整備工場側にもリスクがありますが
ほぼ何もしなくても高額の報酬が手に入ることもあり、
悪いと知りながらも闇車検に手を染めてしまう整備工場は
僅かながら存在しているのです。

闇車検を利用する車

闇車検を利用するのは主に違法改造車ですが、
他にも正規ルートの車検では通せないある事情を抱えた車もあります。

それは盗難車や盗難車をバラバラにして複数の車から組み替えられた車です。

違法改造車であれば本人が乗っていることでしょう。

その他のある事情を抱えた外見が普通の車は
中古車市場に流され、普通の中古車販売店で
売られているケースもないとは否定できません。

フロントガラスに車検証のシールさえ貼られていれば
違法車両だと誰も気づく事が出来ないのです。

そのため、中古車を購入された方の中には
闇車検を通した車をつかまされた人もいるかもしれないのです。

中古車販売業者でも闇車検を通した車だと
認識できない場合がほとんどなのかもしれません。

闇車検は書類上では通常の検査が行われた事になっていますので
なかなかバレなそうですが
実際はよくバレて摘発されています。

闇車検がバレる理由

1.競合他社や従業員、闇車検を受けた人の知人などの通報
2.警察の内定調査
3.闇車検を通した車が事故や違反をして警察の捜査を受ける

などなど。
一番バレる理由は要するにチクリです。

意外と単純な理由で闇車検はバレてしまうものですね。

全く罪のない方が被害に遭わないように
近くの整備工場などで闇車検をしている事実を知ったら
通報するようにしましょう。

ネットでの反応

・闇車検でなくても手抜き車検はかなりあると思うよ。

・東日本某県の某T社の正規ディーラーで
爆音マフラーのランボルギーニやらフェラーリやら
直管のレースカーみたいなのまで何でも通してくれる店長さん居たな笑

・公認取り消しのリスクのほうがはるかにデカイ

・車検自体受けていないのも増えているらしい・・・
車検が高すぎるのが原因かな?

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