17年同じ会社で働き続けた58歳派遣社員の末路…
可哀想すぎると話題に…
人材派遣会社に雇用してもらって派遣先で仕事をする「派遣社員」。
2015年に「労働者派遣法」が改正されたことによって、
2018年に多くの「派遣切り」が多発するのでは!?
と予想されています。
そんな派遣社員ですが
東京都で派遣社員として働いている渡辺照子さん58歳。
彼女の仕事に関する話がネットで話題になっています。
17年同じ会社で働き続けた58歳派遣社員の末路…
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/03/c430b311-s.jpg)
渡辺さんは、3ヶ月という契約期間を繰り返しながら、
2001年から同じ会社に17年間も勤務していました。
主な仕事内容は事務。
渡部さんはシングルマザーで現在の給料は手取りで22万円。
賞与や交通費も出ず、もちろん退職金もありません。
それでも慣れ親しんだ会社で頑張ってきたのですが‥
突然、2017年10月30日に「契約終了」を言い渡されたのです。
この日、派遣会社の営業担当者が渡辺さんに会いにきたそうです。
渡辺さんは次の更新の話かと思ったそうですが、
このような事態に。
理由も教えてもらえずに
渡辺さんは悔しくて担当者にこう言ったそうです。
「派遣会社も派遣社員を派遣して得たお金の一部から
給料をもらっているはず。何かいうことはないのですか!?」
担当者は何も答えませんでした。
2015年の法改正
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2018/03/vsdkr.jpg)
2015年に労働者派遣法が改正され、
3年で雇い止めになるためにそれが
ちょうど「2018年」の今年なのです。
派遣切りが多発して正規で働いていない労働者にとっては
暗い影を落とす可能性も。
この法改正によって同じ部署では
3年を超えて勤務することはできなくなりました。
ですが、部署を異動することができれば、
同じ会社で働き続けることは可能です。
現在派遣されている会社で働き続けたい!と思うのであれば、
直接雇用となる「正社員」になるしかないようです。
別の会社でもいいから、派遣社員がいい!という人には
特に問題はなさそうです。
結局、派遣切りの犠牲になるのは年配の人。
年齢が上がってくると正社員としての募集は確実に減ってきます。
また新しいことを覚えるとしても、
なかなか上手くいかないことも多いようです。
ネットでの反応
・若いうちに正社員になってたほうがいいな
・仕事をする気があれば、仕事はあるだろう
・先々のことを考えて、お金は貯めておくべきだね
・こんな状況でも資格があれば、まだいいのかもね