残念なことに観光する人のマナーの悪さ、
ゴミの置きっぱなしなどモラルの低下を感じさせる
ニュースは後を絶ちません。
今回は海上で発見された1匹のウミガメを紹介します。
どうやらウミガメの鼻に何か詰まっていたのです。
海で保護したウミガメの鼻に・・・
テキサスA&M大学で海洋生物学を学ぶ研究者が、
コスタリカ沖で調査中、苦しそうに呼吸をしているウミガメを発見。
そのグループが保護して見てみると
鼻にストローが詰まっていました。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/11/umigame_001.jpg)
研究者がペンチを使って、ストローを引き抜き、
無事、海に帰したとのこと。
なぜ、ウミガメの鼻にストローが詰まる様なことになったのでしょう。
研究者のクリスティーン・フィグナーさんは
「最初は寄生虫だと思った」
そうです。
詰まったものを少し切り取って調べると
ストローだと判明したとのことでした。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/11/umigame_002.jpg)
これ以上、ウミガメの怪我を酷くしないように
ゆっくりと引き抜く作業でした。
所要時間は8分間もかかったそうです。
保護した研究者たちも大量の血を流す様子に胸が痛んだ事でしょう。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/11/umigame_004.jpg)
この後、ストローを引き抜いたウミガメは
無事、海に帰っていきました。
無事、海に帰っていったが・・・
ウミガメの鼻から出てきたストローは
長さ10センチという長大なものでした
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2017/11/umigame_005.jpg)
「スパゲティを詰まらせ、鼻から出た時のようではないか?」
と保護したフィグナーさんは、解説をしています。
この様に、瀕死状態のウミガメを助けることは珍しくありません。
コスタリカでは充分なスタッフがいないので、
フィグナーさんのような研究者たちが
ウミガメを救助することも多いようです。
このウミガメも研究者チームと出会えて本当によかったです。
話題となった動画
この後、ウミガメは、薬を塗布し、無事の確認をして後に、
海に帰っていったとのことです。
呼吸が楽になって、海を悠々と泳げるようになったでしょう。
プラスチックのゴミは海の生態系を破壊してしまいます。
人間が捨てた廃棄物で多くの生物が命を落としています。
この現実からは逃れることが出来ません。
人間の廃棄物が海の生物を苦しめています。
環境に対して行動できる人はまだまだ少ないようです。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=4wH878t78bw