散歩の途中で急に砂山を掘り出した愛犬…
そこには生き埋めにされた一匹の犬が…
散歩の途中で急に砂山を掘り出した愛犬
2015年8月上旬、ペドロさんは
愛犬デエスの散歩をしていました。
するとデエスが急に砂山を掘り始めたのです。
かき分けた砂の山から現れたのは・・・
なんと一匹のメス犬!
そのメス犬はまだ息がありました。
かわいそうなことに生き埋めにされていたのです。
わずかに頭の一部だけしか見えていない状態だったという事で
もしデエスが発見していなかったらと思うと・・・
デエスとペドロさんは懸命にこのワンちゃんを救出します。
そして砂をさらにかき分けていくと、
新たに衝撃の事実を知る事となったのです。
首輪につけらているリードの先
ワンちゃんの首輪につけらているリードの先には、
なんと石がたくさん入った袋が繋がれて埋められていたのでした。
この事実を目の当たりにしたペドロさんは
悲しみを通り越して強い憤りを感じたと言います。
こうして、やっとの思いでワンちゃんを救出。
フラフラで今にも倒れそうな状態のワンちゃんは、
すぐさま動物病院に搬送されました。
運ばれた当時、ワンちゃんは精神的なダメージを
ひどく受けており立ち直るには
かなりの時間が必要だと判断されました。
しかし、優しい人々の献身的なケアにより
ワンちゃんは少しづつ回復の方向に向かっていったのです。
その後、警察の捜査により21歳の男性が逮捕されました。
この男性は埋められていた犬の飼い主で、
警察の調べに対し「犬が勝手に逃げた」と容疑を否認しています。
しかし被害にあったワンちゃんは関節炎を患っている10歳の老犬。
とても自力で逃げ出すことなど不可能です。
この飼い主を断じて許せないペドロさんはある行動に出ました。
ペドロさんはこの飼い主を断じて許せないとして
SNSでコミュニティを立ち上げ、
この飼い主に罪を償うよう署名を呼び掛けています。
今現在(2018年9月17日)56万人の署名が集まっています。
この飼い主の罪が認められれば
懲役2年と3万ユーロ(約400万円)の罪が科せられるそうです。
署名した人々からは、生き埋めにされたワンちゃんの
恐怖と悲しみを想えば、罪が軽すぎるという声も出ています。
犯人の罪の問題もさることながら、
一刻も早くこの奇跡的に救出されたワンちゃんの
回復を切に願うばかりですね。
ネットの反応
・こんなひどいことをする人間がいるんですね。
・命を何だと思ってるんだよ・・・
・私は犬が大好きなので、こんなことをする人を許せません。
この犬が幸せになりますように!・生き物飼うなら命を預かると言う責任を
持ってほしいと強く思います。