喉の奥にできる白い物体、これを「臭い玉」と言うそうです。
うがいなどの拍子に取れた時につぶして臭ぐととても臭いそうです。
今回は口臭の原因となる臭い玉について紹介します。
臭い玉とは
咳をしたら喉の奥から白くて臭い塊がでることってありませんか?
直径は数mm程度ですが、潰すと猛烈に臭います。
正確には「膿栓」と言いますが、
一言でいうと食べ物のカスや細菌の死骸の塊です。
扁桃腺の表面には多数の穴が開いていて、
この穴に食べ物のカスなんかが溜まってしまうことで臭い玉になります。
特に扁桃腺炎をよく起こす人は
扁桃に裂け目ができるため膿栓ができやすくなります。
ある研究によると4人に1人には口の中に膿栓があるそうです。
パートナーの口臭が気になるのは膿栓があるのかもしれません。
臭い玉の臭い
その臭いは「ドブのようなにおい」とも言われています。
喉の奥からときどき白い塊が出てきて、
あまりに臭くて驚くことがあります。
その強烈な臭いのもとは
のどちんこの裏にある「扁桃腺」という所で作られています。
口臭チェック
のどちんこ付近の両側に付いていてでこぼこしている部分が口蓋扁桃です。
この扁桃は喉よりも手前で指で触ることが出来ます。
この部分は慣れない内は嘔吐反射が出やすいので、
それに気を付けてそっと触ってみて下さい。
指に唾液が付着すると思います。
その臭いを嗅いでみて下さい。
この扁桃付近の唾液の臭いを嗅ぐことで臭い玉(膿栓)が出来ているか、
出来やすいかを判断することが出来ます
臭い玉の予防
乾燥している季節、特に口呼吸やドライマウス症の人は
喉に細菌が繁殖しやすいため膿栓(臭い玉)が出来やすいそうです。
乾燥と細菌の侵入で出来やすい膿栓の予防として
最も一般的なのがうがい。
イソジンなどの殺菌効果のあるうがい薬で
喉の奥まで水を入れてうがいをするのが良いと言われています。
また、風呂場でシャワーを強めにして喉に当てると取れることもあるみたいです。
しかし、扁桃は裂傷や流血が起こりやすく、細菌の影響を受けやすい場所。
リンパ腺を痛めて重い病気になる場合もあるので
あまりに多い場合は耳鼻咽頭科で
膿栓の除去をしてもらうことをお勧めします。
ネットでの反応
・膿栓がこの世になければ俺はもっと出世していた
・時々出てくるからあるのはわかってるけど見えない
・4人に1人なのか 全員にあるかと思ってた
・イソジン買ってこよう