被災地に送られても困る支援物資…
被災者が本当に必要としているモノか送る前に考えて…
広域かつ大規模な被害を出した平成30年7月豪雨(西日本豪雨)では
多くの人が避難所生活を送っていたり、浸水被害を受けた自宅で
再び住めるようになるまで時間がかかりました。
もしもあなたが「被災者のために支援物資を送ろう」と考えたならば、
送る前にそれが被災者にとって本当に必要なものかを考えてから送ってください。
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なぜなら、これまでの災害では被災地にいらない物が送られてきて、
その置き場所や廃棄に迷惑をしたものがあるからです。
被災地いらなかった物リスト
Twitter上ではハッシュタグ「#被災地いらなかった物リスト」が
西日本豪雨を受けて話題となりました。
実際に被災した人や、被災した家族・友人から聞いた「いらなかった物」「困ったもの」の情報が次々と出されました。
その中で挙げられた代表的ないらなかった物がこちら。
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・千羽鶴
・寄せ書き
・生鮮食品
・お米など調理が必要な物
・賞味期限が近い・分からない食品
・辛いラーメン
・明らかな古着
・季節外れの新品の服
・周波数の違う家電
千羽鶴や寄せ書き、古着は定番で喜ばれそうに思いますが、
どうして要らない・迷惑なのかというと・・・
千羽鶴
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・紐で結んでないバラバラな状態で届くとさらに…
・処分する際に心が痛みます…
・飾る場所もなく、かさばってしまう
・届くときには、だいたい潰れてグチャグチャになって・・・
寄せ書き
・展示保管するスペースには限りがあるので…
・一畳分の大きさの寄せ書きって、どこに置けと…
・ある程度復興が進んでからにしてほしいです
古着
・穴の開きまくったボロボロの服を着たいと思いますか?
・捨てるのも大変。燃えるゴミになかなか出せなかった
・季節感の違う服をもらっても…
・さすがに人の使った下着は履けません!
また、海外の食品はアレルギーを持っている人には
注意書きが読めなくて困るのだとか。
被災地のニーズは地域によって違いますし、時間と共に刻々と変化もします。
送る前に災害ボランティアセンターや自治体のウェブサイトを見て
ニーズを確認してから送るようにしてください。
ゴミを増やさない励ましのメッセージを贈る方法
千羽鶴や寄せ書きなどは置き場所やその後の処分に困るそうですが、
もし励ましのメッセージを贈りたいならば、こんな方法がいいようです!!
被災地に千羽鶴やお手紙だけを送るのは迷惑だとの意見はもっともです。
ただし、支援物資の段ボールにメッセージを書くなどは是非やってみて下さい。物資を届けた時に避難所の人々が読んで涙したのを目の当たりにしています。 pic.twitter.com/VHanMhBQDm— jigen_1 (@Kloutter) April 18, 2016
引用:https://twitter.com/Kloutter/status/721862233618120706
被災地に千羽鶴やお手紙だけを送るのは迷惑だとの意見はもっともです。
ただし、支援物資の段ボールにメッセージを書くなどは是非やってみて下さい。
物資を届けた時に避難所の人々が読んで涙したのを目の当たりにしています。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/09/CgSR2jlUMAIr0JB.jpg)
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/09/CgSR2jnUUAA4_xS.jpg)
避難所にいるのはお年寄りや子どもが多いため
辛いものやあまり食べない食品は敬遠されるそうです。
被災者が本当に必要としているモノか送る前に考えてみてください。
ネットでの反応
・辛いラーメンだけ具体的過ぎるやろwww
・千羽鶴なんて労力だけかかって意味ないんだよなぁ
・千羽鶴を折る内職やって、もらったお金を寄付する方がええで
・ワイは大人しく募金しておいたわ