日本の高速料金が高い理由…
高速道路の無料化はいつなるのかと話題に…
日本の高速料金が高い理由
車で遠出をする時などにお世話になる高速道路。
高速料金が高い・・・
と思われている方も多いのではないでしょうか?
世界的に見るとアメリカやドイツ、トルコなど高速道路が無料化されている国も多いですし、
有料である国もフランス、イタリア、韓国などありますが
日本の高速料金の方がそれらの国の数倍も料金が高くなっています。
なぜ、日本の高速料金はこんなに高くなっているのでしょうか?
そこで今回は日本の高速料金が高い理由を紹介します。
1.償還主義
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/06/dcs-1.png)
償還主義とは高速道路の道路建設費や管理維持費を
利用者が支払う通行料金で賄う方式のことです。
これは数十年後、高速道路の建設費用分を返済できたら無料化にすることが前提でしたが
様々な場面で当初の想定に比べて採算が合わなくなり、
無料化どころか値上げせざるを得ない状況となっています。
2005年に道路公団民営化が行われ、
返済期間は45年間(2050年まで)と想定されていましたが
2014年に高速道路の老朽化の修繕等を理由に
返済期間が最長60年間(2065年まで)に見直されました。
つまり、2019年現在、高速料金の無料化は早くても46年後ということになり、
世界一高い高速料金を利用者が負担する構図はまだまだ続きそうです。
2.日本の国土
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/06/c.png)
山岳地帯が多い日本の地形を考えると橋やトンネルを多く作る必要があるため、
平地の高速道路に比べ様々なコストが必要となります。
また、日本は買収する土地代が高額であること、
さらに地震大国でもある日本は耐震構造を要すること、
これらの理由から建設費や維持管理費など他国と比べると多大なコストがかかってしまうのです。
3.コスト高な道路設計
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/06/asc.png)
人口が密集していて土地代の高い都市部で高速道路が高架になっているのはわかりますが
日本の高速道路は土地に余裕のある地方でもなぜか高架式を採用している区間が多くあります。
日本の高速道路の高架率は世界的に見てもとても高く、
当然、高架式だと工事費や維持費など多大なコストが発生してしまうのです。
これらの理由以外にも必要のない道路の建設や役人の天下り、談合など
高い高速料金という話だけに留まらない別の問題もあるという意見もあります。
果たして高速道路の無料化は私たちが行きているうちに実現されるのでしょうか・・・
ネットでの反応
・無料じゃなくてもいい、整備等行き届いていると思うから、
むしろ有料の方がいい!
ただ、もう少し安くなればいいなぁー・「高速道路の無料化」なんて、当分どころか。永久にない気がする
・高速料金は使う人が払うのが当たり前。
私は遠方に行くときは高速を使っていきません。
なぜなら料金高いからです、 燃料代もかかります。
高速料金を使う人が高くても払わなくてはならない。
なぜかと言うと高速料金は修理費やらがかかります。
じゃないと税金から落とされますからね。