1100億円と0億円の格差がわかる画像…
これが経済格差かと海外で話題に…



日本にいても経済格差を感じる出来事はあると思いますが、
海外のお金持ちと貧乏の差はすごいものがありますよね。

海外ではそんな格差に疑問を持った人々にある画像が話題を呼んでいます。

1100億円と0億円の格差

こちらは1100億円の部屋から見た景色。

とある高層マンションなのですが、
バスルームなのに広すぎ。

1100億円あればこんな景色のなかお風呂できるんですね。

これは雪が降るなか外で眠るホームレスの写真です。

高層マンションで絶景を見ながらシャワーを浴びる人もいれば
帰る家がない人もいる。

格差をよく表している写真ですよね。

17兆円の景色

そしてこちらが17兆円で見ることができる景色。

最近では数千万円で宇宙に行くことができるるようになっていますが、
この景色を撮るのに17兆円もかかったのだとか。

貧富の差は日本だけでなく世界的な問題です。

貧困の解決を目指しているイギリスのNGOによると
2014年に世界の上位1%の富裕層が所持する富は
下位の50%である35億人が所有する富にほぼ等しいということが発表されました。

また、それだけでなく、
上位20%の人々が富の94.5%を保有しており、
残りの80%の人々は5.5%を分け合っているのです。

いかに貧富の差が激しいかがわかりますよね。

ダボス会議で明らかになった世界の経済格差

世界経済フォーラムの年次総会である
ダボス会議で発表されたレポートで明らかになった世界の経済格差。

事務局長であるビヤニイマ氏はこう語っています。

私たちは本当に上位1%が残り全体を合わせた以上に富を所有している世界に生きたいのでしょうか。
世界の格差の規模はまったくもって信じがたいほどです。
この問題は世界的な課題として急浮上しているにもかかわらず、
最富裕層とそれ以外の差は急速に拡大しています

さらにビヤニイマ氏はこう続けています。

現在の富の格差の拡大傾向は危険であり、反転させる必要がある。
富の集中によって富裕層の発言力だけが増し、
普通の人々の声が届かなくなり、利益がないがしろにされている

格差はなぜ起こったのか?

どうしてこれほどまでに格差が広がってしまったのでしょうか?
それについてトマ・ピケティ氏はこう語ります。

甚だしい格差は単に偶然起こったことだとか、経済学の本質的法則ではありません。
それは政策の結果なのです。
今までと異なる政策によって格差は減少させることが可能です。
私は変化が起こるだろうということに関して楽観しています。

これらの経済格差について報じたイギリスのガーディアン紙の記事は
なんとネット上で25000回以上もシェアされていて、
多くの人が経済格差、貧富の差に関心があることがわかります。

トマ・ピケティ氏の言うように
政策によって経済格差の現象が可能だとすれば、
私たちがすべきことはしっかり政治を監視し、
政治に参加していくことではないでしょうか?

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