世界で最も危険な化学物質4選…
この世のものとは思えないと話題に…


世界で最も危険な化学物質4選

世界には毒や酸など危険な科学物質がたくさんあります。
理科の実験で扱う薬品も細心の注意を払っていませんでしたか?

それだけ化学物質というのは危険を伴うものが多いのです。
しかし、世界で最も危険と言われる化学物質は
危険のレベルが私達の想像を遥かに超えます。

今回はそんな世界で最も危険な化学物質を紹介します。

1.アジ化アジト

2010年、ドイツの化学者チームが
より強力なエネルギー化合物を求めていた
アメリカ陸軍の協力の元、アジ化アジトを開発しました。

開発当初の彼らのレポートにはこう書かれています。

「この物質の反応性は我々の測定能力を遥かに超えている」
「最小限のショックや摩擦でもすぐに爆発的分解に直結してしまう。」

この物質は温度調整機能付きの暗室で
耐衝撃性の爆発物保管箱に入れられて管理されていましたが
それでも爆発しました。

この物質を合成した化学者チームのリーダーは
アジ化アジトを「胸躍る発見」と呼んでいました。

なぜならアジ化アジトを取扱っている間、
朝起きるたびに自分の指が全て揃っているのを発見して
そう思っていたそうです。

2.フルオロアンチモン酸

それは純粋な硫酸の1京倍強く、
そして触れようものなら深刻な火傷を負う濃塩酸よりも
数字では表せないほど強いのです。

フルオロアンチモン酸は人の肌に火傷を与えるだけではありません。

肌も骨も侵食し、触れるものは全て溶かします。

フルオロアンチモン酸を入れようとする容器も
薄めようとして使う液体も溶かしてしまうのです。

3.ジメチルカドミウム

この物質は急性、慢性の両方で影響を及ぼします。

つまり、あなたを今、死に至らしめることも
後で死に至らしめることもできるわけです。

あなたがこの物質を吸引するとそれは即座に血流に入り込み
体中に毒性の強いカドミウムを行き渡らせます。

すると体内の血流を利用し、即座に肺、肝臓、腎臓等の
血流に関係する臓器に影響を及ぼします。

また、細胞の中の原子から電子を引き剥がす化合物を生成します。

もしあなたがジメチルカドミウムに触れてから
数時間経ってもまだ生きていられたとしても
この物質はとても発癌性が強く、
後々あなたは癌に蝕まれることになるでしょう。

4.チオアセトン

どの化学物質も嫌なニオイを発するものが多いのですが
このチオアセトンという物質は群を抜いています。

この物質は爆発しませんし、発火もしません。
また、発癌性もありません。

ただ、ニオイがとんでもなく酷いのです。

このチオアセトンがほんの一滴たらされただけで
0.5キロメートル離れた地点から
瞬時にそれを嗅ぎ分けることができます。

1960年代、ある実験室の棚からこの物質を入れた小瓶が
転落するという事故が起きました。

その時は200メートル離れた建物にいた人々が
その悪臭のせいで嘔吐したそうです。

悲しいことにこの強烈なニオイのせいで
積極的に研究しようという研究者はあまりいないようです。

恐ろしい化学物質の数々・・・
こういった物質にお目にかかる機会は
一般人の場合ほぼないと思いますが
それでも怖いですね。

化学物質というのは取扱を間違うと
とんでもない事故に繋がります。

みなさんも理科実験等をする時は
専門家の管理の下で正しい取扱をしましょう。

ネットでの反応

・お前のおならチオアセトンかよって言われたことあるけど、 
なるほどね。今理解した。

・色んな薬品に耐えるガラスが1番すごくね?

・濃硫酸の1京倍はもうこの世のものじゃないて…

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