世界で最も危険とされる鳥6選…
遭遇したらすぐ逃げて!
世界で最も危険とされる鳥6選
鳥といえばどんなイメージでしょうか?
鳩のような平和の象徴やインコなど可愛らしいペット。
または、ペンギンのような動物園の人気者など、
一言に鳥といってもそれは多種多様です。
その中でも世界にはもし出会ってしまったら、
刺激せずにそっと立ち去ったほうがいい、
とても危険とされる鳥も存在します。
今回はそんな世界で最も危険とされる鳥6選を紹介します。
1.オウギワシ
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/dwcds.png)
そのルックスはまさに魔界のモンスターを思わせるオウギワシ。
頭に象徴的な黒い扇型の羽があり、
それが和名「オウギ」の由来となっています。
体の大きさは猛禽類で最大級を誇り、
その鋭い爪は熊よりも長く、最大20cmにも達し、
その握力は猛禽類の中でも最強クラスです。
中央アメリカから南アメリカに生息し、
主に鳥類、爬虫類、両生類を捕食しますが
時にはサルやナマケモノなどの哺乳類も捕食するという獰猛さを持っています。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/vds-1.png)
鋭い爪でサルなどを無理やり木から引き剥がしそのまま巣までさらってしまうという
サルにとっては恐ろしいことこの上ない捕らわれ方です。
基本的にオウギワシに危害を加えない限りは人間を襲うことはないのですが
その力は本気になれば成人男性の腕を折り、
頭蓋骨を割るほどと言われています。
2.ワシミミズク
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/vsrr.png)
ユーラシア大陸の森や山の中に分布するワシミミズクは
フクロウ類では最大で体重4kgほどで翼を広げると2mにも及びます。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/brtr.png)
主にネズミやリス、ウサギなどの小動物の他にも
キツネや鹿まで捕食することもあります。
大きさだけで言えばワシミミズクよりも大きさ猛禽類は存在しているのですが
ワシミミズクは一部の鷲類を含めた猛禽類をも餌食としてしまうのです。
また、一部の鳥類学者からは人間を殺す唯一のミミズクだとも言われています。
実際にオランダでは50回以上ものワシミミズクによる攻撃被害があったとされ、
中には6針を縫う大怪我をした人もいます。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/gee.png)
暗闇の中をお供立てずに滑空するその怪鳥の存在は
とても大きな恐怖だったことでしょう。
3.カンムリクマタカ
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/feele.png)
カンムリクマタカはアフリカの熱帯雨林に分布し、
体長およそ90cm、翼を広げた長さは2mほどです。
特別大きいとは言えない体格なのですが
なんと時には35kgもの動物を狩ることがあると知られています。
そして、大好物はなんとサルの頭蓋骨だというのです。
カンムリクマタカの主な攻撃は鋭く力強い爪で
サルの頭を潰して即死させるパワーを備え
時にはその眼窩から眼球を突出させることもあるようです。
さらにマンドリルのような大型のサルでさえも標的にするという恐い物知らずの性格。
先史時代では初期の人類の猿人さえもこの鳥によく食べられていたと推測され、
カンムリクマタカの爪跡がついた200万年ほど前とみられる
幼い人科の頭蓋骨が複数見つかっています。
さらに恐ろしいのが現代でも
小柄な人々を獲物とみなすことがあるとされ、
ザンビアではこの鳥の巣の中で幼児の頭蓋骨が見つかっています。
また、7歳の児童が通学中に襲われるという事件があり、
その児童は頭は胸、そして腕にも大怪我を負いました。
その後の調査で分かったとこととしては
彼らは人を餌として攻撃していたということです。
4.ズアオチメドリ
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/keejsa.png)
ズアオチメドリはニューギニア島の標高1000m以上の熱帯雨林に生息している鳥で
東部には特徴的な青と黒の冠があります。
そして、恐ろしいことにこの鳥は皮膚と羽毛にバトラコトキシンという
非常に強力な毒を持っているのです。
バトラコトキシンはモウドクフキヤガエルが持つ毒であり、
心臓の筋肉に強く作用し、心臓発作を引き起こします。
しかし、この鳥を食べたり、
鳥を触った手で目や口に触れたりしなければ
中毒になることはあり得ません。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/dwkw.png)
さらに不思議なのが
ズアオチメドリは元から毒を持っていたわけではなく
ジョウカイモドキの一種で高濃度のバトラコトキシンを含有する昆虫を捕食することで
自分の体に毒を溜め込んでいるのです。
それはこの毒のおかげで自分を食べようとする外敵から身を守ることができるからです。
5.ミミヒダハゲワシ
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/lwwja.png)
ミミヒダハゲワシはアフリカのサバンナやアラビアに分布していて
身体の大きさはアメリカのコンドルとほぼ同じですが
クチバシはコンドルよりも大きくて鋭くなっています。
また、ミミヒダハゲワシは死肉を食べるコンドルとは異なり、
幼いガゼルやアンテロープを捕らえたり、
フラミンゴの住処を襲うなど狩をして生きた獲物を捕食することもあるため、
クチバシが大きく鋭く進化したようです。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/wlw.png)
また、ミミヒダハゲワシ他の鳥の卵や雛をよく盗む外道的な性質もある上に
非常に気性が荒く、自分の食事が終わるまでの間
ジャッカルや体格の小さなハゲワシ、
場合によってはチーターにさえ攻撃をして
死肉から遠ざけるという傍若無人なところも強く、危険とみられているようです。
6.ヒクイドリ
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/swk.png)
世界で一番危険な鳥という危険動物としてギネスブックにも載る強者。
その理由は強靭・強固な足にあります。
ヒクイドリは飛べない鳥ということもあり、
脚力が発達していて爪も鋭くそのキックの攻撃力は抜群に高く、
他の動物にとっては脅威となっています。
ところがヒクイドリは普段内気で自分から襲ってくることはなく
むしろ野生の世界では捕食対象に当たる鳥でもあるのです。
しかし、自己防衛本能は異常に高く身の危険を感じると狂乱し、
その豪脚を使い、鬼のように強烈なキックで猛攻撃をします。
その破壊力は時には骨が砕け、肉は切り裂かれてしまうこともあります。
これはまともにくらえば
人が蹴られたら腹が裂けると言われるほどです。
過去にはヒクイドリに襲いかかった子供が
蹴りを受け、首を切り裂かれ第二次世界大戦においても
兵士が何人も犠牲になったという逸話もあり、
地球上で最も不用意に近づいてはいけない鳥の一種です。
ネットでの反応
・オオギワシは横顔はカッコいいけど
なんとも言えない正面のお顔はまた違った意味で猛禽類でトップクラスだよね・ワシミミズクはペットになったりする事もあるけど…
実際大丈夫なのかな…すり込みはされてるんだろうけど…・カンムリクマタカとオウギワシは生息地は違うが、
近い環境で近い獲物を狩っているようだが、
体格は近いのに冠熊鷹の体重は扇鷲の1/2程だから、
そのハンデを考えると猛禽類最強は冠熊鷹で異論は無いだろう。