パスタが劇的に美味しくなる調理法…
茹でる時にあるものを入れるだけだった…
通常パスタを茹でる時のお湯には塩を入れるものです。
お湯に塩を入れる理由は塩を入れて沸点を上げるため、
麺にコシを出すためなどと言われていますが、
実際のところは麺に塩の下味をつけるためです。
しかし塩だけでなく、
さらに別のものを入れるだけで
驚くほどまろやかなパスタを楽しむことができるとご存知でしたか?
今回はパスタが劇的に美味しくなる調理法を紹介します。
パスタが劇的に美味しくなる調理法
それは海藻。
どんな海藻を使っていいのですが、
出汁を取るときに使う昆布が特にオススメです。
グルタミン酸塩の結晶(旨味の主成分の構成要素のひとつ)が
たっぷり含まれているからです。
やり方はとっても簡単。
1リットルの水に対して小さじ1強の塩を加えて、
さらに2.5cm×10cmに切った昆布を2つ入れて沸騰させ、
パスタを入れる直前に取り出すだけです。
こうすることで麺に風味豊かな塩気がつきます。
これをシンプルにバターとチーズで食べても美味しいのですが、
手長海老やホタテを入れてみても良いでしょう。
さらに、昆布の旨味が染み出ているゆで汁を使うと、
風味豊かでおいしいソースを作ることも可能です。
ただし、昆布ベースの味だけに、
トマトソースとの相性はイマイチかもしれません。
オイル、クリーム、バジル、そしてもちろん
和風ソースなどと一緒に試してみましょう。
「和だし」は日本ではもちろん、
海外のシェフの間でも今、徐々に注目度が高まっています。
日本食だけにとどまらず、
西洋の料理と合わせてみても意外な美味しさが生まれるのですね。