小さくないのにミニバンと呼ぶ理由…
意外と知らないと話題に…


近年、ファミリー層から絶大な支持を集め人気となっているミニバン。

日本では3列シートで箱型の車を総称してミニバンと呼んでいますが
中には日産・エルグランドやトヨタ・アルファードなど
どう見てもミニには見えないミニバンもあります。

デカいのにミニバン?と違和感を持った方も多いのではないでしょうか?

今回はサイズが大きくてもミニバンと呼ぶ理由を紹介します。

小さくないのにミニバンと呼ぶ理由

もともとミニバンというカテゴリはアメリカが発祥です。

日本でバンと言えばこのような商用車をイメージしますよね。

しかし、海外で認識されるバンはフルサイズバンと呼ばれる
トラックのフレーム構造をベースとしているため、
全長5m以上、全幅が2m以上という大きなサイズなのです。

これに対して乗用車ベースのバンはフルサイズバンよりも小さいことから
ミニバンと呼ばれるようになったのです。

日本のワンボックスカーより大きいのにミニバンって言い方は不思議な感じがしますが
ミニバンはバカでかい車がスタンダードのアメリカで生まれたカテゴリだったため、
アメリカの言い方をそのまま使って小さくなくてもミニバンと呼ばれ始めたのです。

いつから日本でミニバンが浸透したのか?

「昔はミニバンというカテゴリなんてなかったよなぁ」
と思われる方もいるかもしれません。

ミニバンというカテゴリが確立されたのは約30年ほど前の90年代前後で
この頃からミニバンという言葉が一般的に使われ始めました。

日本のミニバンで最初にヒットしたのは1994年に登場したホンダ「オデッセイ」です。

現在の日本におけるミニバンブームの火付け役と言えるでしょう。

国土が広く、車社会と言われるアメリカの道路事情から日本よりもアメリカの車の方がでかいわけです。

そのアメリカ人の感覚をそのまま取り入れた結果、
日本ではデカいとされるサイズでもすべてミニバンと呼ばれるようになり、
今ではすっかり日本でも定着してきたわけですね。

ネットでの反応

・北米で言うところのミニバンはアルファードとかよりも一回り大きいシエナやオデッセイ(北米版)のことを指すので、
日本のミニバンはミニミニバンになっちゃうんだろうな(笑)

・アメリカ車 がデカイのは国土が広大な事よりは
単純にカラダが大きい人たちが乗るからだと思います。

・ボクシングの階級が後から増えたせいで
ライト級だけどあんまり軽い階級じゃなくなったのと似てるかな
(似てないか?)

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