アルコール中毒になった女子大生…
瀕死の状態の自分をSNSに投稿した理由に言葉を失う…
お酒がなければ人生は楽しくない!そう思っている人も多いでしょう。
とはいえ、お酒というのは飲み過ぎてはいけないものですよね。
頭で分かっていてもついつい飲み過ぎてしまう人は少なくありません。
しかしですね、お酒を飲んだ事により
命が危険に晒される可能性があります!
今回は、そんなお酒の恐怖について、
ある女子大生の体験談を交えて紹介します。
アルコール中毒になった女子大生
これからの時期は、歓迎会や新入社員の集まり、
大学のサークルの飲み会などでたくさんお酒の席に参加することがあるでしょう。
だからこそ、今一度
アルコールの危険性について確認をしてもらいたいのです。
アメリカのネバダ州で暮らすハンナさんは
自分のブログの中で「責任のある飲み方」というタイトルで、
記事を投稿しています。
その投稿を見てみると1枚の写真が添付されていました。
その写真を見るとアルコールの恐ろしさを知ることができるそうです。
瀕死の状態の自分をSNSに投稿
沢山の機器と体が繋がれているこの女性はハンナさんです。
昏睡状態に陥ってしまった時のハンナさんの姿を撮影した写真です。
ハンナさんのブログを見るとなぜこんな状態になってしまったのか、
その経緯が分かりました。
昨年7月の写真なのですが、
ハンナさんが病院に救急搬送されてから1時間後の様子だそうです。
ハンナさんはこの時、問いかけにも痛みにも反応できない
「昏睡状態」に陥っていました。
なぜこんな事になったのか?ハンナさんは地元の音楽フェスに出かけ、
そのあとの夕飯でビールを2杯飲みました。
しかし、その後に問題が起きてしまうのです。
最初はゆっくりとスローペースでお酒を楽しんでいただけのハンナさんでした。
しかし、仲間たちとお酒を飲んでいくにつれて
どんどんテンションが上がってきてしまいました。
そして夜の11時を過ぎたころに誰が1番早くウイスキーを飲むことが出来るか?
という競争が始まってしまったのです。
ハンナさんは負けず嫌いな性格をしているので
もちろんウイスキーの早飲みにも参加をしました。
一杯目のウイスキーを一気飲みして、
さらにもう一杯のウイスキーを飲んだ時は
まだ「大丈夫」と言っていたハンナさん。
しかし、その5分後に彼女は倒れてしまいました。
さらに呼吸も止まっていたのです。
すぐに救急に連絡をしてハンナさんはヘリコプターで救急搬送されました。
それと同時に警察がハンナさんの自宅に向かい、家族に事態を告げます。
ハンナさんは急性の呼吸不全に陥っており、
「急性アルコール中毒」と診断されました。
全く反応を見せないハンナさんの様子を見て
医師は「脳死」を疑ったといいます。
しかし、懸命な治療のおかげでハンナさんは24時間後に目を覚まします。
そして、自発呼吸が確認できるまでの間は
写真にあったように全身がチューブに繋がれていたという事でした。
その後、医師から「生きているのが奇跡だ」と言われたそうです。
あの時は一晩を越すことはできないだろうと
医師は思っていたといいます。
SNSに投稿した理由に言葉を失う
そんな経験をしたハンナさんは自分のブログで写真を投稿して、
飲酒の危険性について多くの人に知ってもらおうと行動にでました。
もしも周りに飲み過ぎてしまい、具合が悪そうにしている人がいたら、
放っておかずに病院へ連れていってほしいと促しています。
飲み会が多くなる時期というのは日本でも
「急性アルコール中毒」で倒れたとか、
亡くなったというニュースが出てくるようになります。
実は「急性アルコール中毒」になった人の大半は
命を落としてしまうそうです。
つまり、ハンナさんは不幸中の幸いだったという事ですね。
周りの人の迅速な対応も良かったですし、
幸運だったってことです。
それでも一歩間違えれば、
ハンナさんも亡くなっていた可能性がありますよね。
そんな事態に陥っていたことに対し、
ハンナさんは深く反省しているといいます。
日本でも海外でも、悪ノリや一気飲みなどを促す人がいますよね。
でも、そういった行動が人を殺す可能性もあるということを
覚えておいてください。
飲み会の場というのはお酒を飲んで正常な判断ができない人たちが
集まっていますのでそんな中で具合が悪くなっても、
そう簡単に迅速に対応してもらえるかどうか分かりません。
自分の身は自分で守ってください。
そして、無茶をさせようとしている人がいたら、
止めてあげてください。