当時はCMでお馴染みだったのに
倒産、吸収合併などで消えてしまった有名企業…



当時、テレビをつけると頻繁にコマーシャルを流していた有名企業はいくつもありますが
気づけばいつの間にかCMを見なくなったという企業は少なくありません。

今回はそんな当時はCMでお馴染みだったのに倒産、吸収合併などで消えてしまった企業を紹介します。

松本引越しセンター

電話で女の子が「キリンさんが好きです、でもゾウさんの方がもっと好きです。」と話すCMがとても印象的だった松本引越しセンター。

このCMは1994年から2002年まで全国で放映され、
その後も一部の地域で放映されていました。

創業者である松本博文会長名義の額面計6億円の手形を取締役会の了承を経ずに作成し、
会長がグループ会社2社に足して裏書保証させていたことが2007年9月に発覚しました。

松本会長は同年10月1日付けで解任、手形は回収されたため、
会社に実害はなかったものの会社の信用力が著しく低下する結果となりました。

その結果、顧客離れが止まらず、次第に運転資金がショートし、
破産手続きへと繋がることとなりました。

武富士

1966年に武井保雄によって創業された富士商事が前身であった消費者金融の武富士。

武富士は団地金融をきっかけとして業績を伸ばし、
芸能人やダンサーを多用したテレビCMやル・マン24時間レースへのスポンサーなどで注目を集めました。

しかし、2000年代後半には他の大手消費者金融同様に
過払い請求の増加などによる業績と資金繰りの悪化が重なり、
2010年9月28日には東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請し受理されました。

ラ・パルレ

山口もえ、押切もえ、チェジウなどをCMに起用していたエステ会社。

2010年に倒産し、上場廃止となっています。

商標等は株式会社ビューティーパートナーズへ移動した後、
現在は株式会社ニューアート・ラ・パルレへ商号を変更しています。

2013年には白石氏が新たに設立した
株式会社レッドウォールジャパンが新たな親会社となっています。

ダイエー

20世紀の日本の流通・小売業界を発展させた代表的な企業として広く知られるダイエー。

ショッピングセンターやゼネラルマーチャンダイズストアを日本で初めて導入しました。

バブル崩壊後の1990年代より業績不振に陥り、イオンによる株式公開買い付けを経て
2015年1月1日よりイオングループの完全子会社となりました。

ダイエーのイオングループ子会社化は一つの時代の終焉を感じさせました。

ネットでの反応

・ダイエー最近まであったのに悲しいなぁ〜。
良く行っていたから…

・武富士のダンサー、実は債務者だった説

・それでもダイエーはみんなの心の中に生きている!

・松本引っ越しセンターはオウムかと思うね!

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