病院や警察の霊安室で眠る遺体を
葬祭場などに運搬する「下げ屋」。
その中には屍姦マニアが存在し、
別名変態の巣窟だと言う人もいます。
今回はそんな下げ屋の実態を紹介します。
下げ屋とは
霊安室である遺体を棺に納めて葬祭場などに運搬することを
遺体下げと言うのですが、
その仕事をする人のことを下げ屋と呼びます。
長年に渡って下げ屋の仕事に従事してきた
男性(48)が下げ屋の実態を語っています。
下げ屋の実態
会社に出勤してからはまず待機室に入って
好きなことをしながら遺体下げの依頼を待つそうです。
多い時には一日4〜5体下げることもあるが
何もなければただ出勤するだけの日もあるそう。
不謹慎かもしれませんが、
数をこなさなければ手取りは減っていくので
依頼の多い日はありがたく思えるのだそうです。
給料は1日13800円の他に1体あたり2000円の手当が出るそうです。
病院で下げる遺体
病院で下げる遺体は基本的には病死ですし、
損傷があっても一通り修復されていますので
比較的綺麗な遺体が多いと言います。
ただ、死後硬直が始まってしまうとちょっと大変のようです。
納棺されている姿を想像するとその苦労がわかると思います。
指を組ませるためには指の骨を、
口を開けたままの場合は力技で顎の骨を折って閉じさせます。
また、極端に腰の曲がった老人の場合には
2人がかりで腰の骨を折って真っ直ぐにしてから
納棺しなくてはなりません。
端からはプロレス技をかけているようにも見えるそうですが、
納棺の蓋を閉じるためには仕方ない事なのだと言います。
警察署で下げる遺体
警察署で下げる遺体は目を背けたくなる状態であることが多いのだとか。
「早く慣れるためにもちょっと蓋を開けてみな」
意地の悪い先輩社員に命じられて恐る恐る棺桶の蓋を開けてみると
真っ黒焦げになった遺体が口を開けたまま空を掴むようにしていたそうです。
飛び降り自殺の遺体もほとんどがみるも悲惨な状態になるのです。
目測を誤ったのかどこか股間を強く打ち付けたことで
玉袋が膝上くらいまで腫らせてしまった中年男性もいたとか。
過去最悪な遺体
今までに一番キツかったのは
お風呂で溺れて亡くなった人の遺体を下げた時だそうです。
その人の場合は湯沸かし器の電源が入れられたままの浴槽で息絶えて
しばらく気づかれなかったという状態。
そうなると遺体は煮込まれてドロドロになり
浴槽の水も淀んだ緑色になってしまい、
遺体を出すどころか浴槽に手を入れることさえ躊躇するほどだったといいます。
葬儀屋で働く人たちの多くは溺死体にはあたりたくないと
口を揃えて言います。
遺体に欲情して・・・
その一方で若く美しい女性の葬儀は
下げ屋の気持ちを高揚させるのだとか。
「今日の仏さん、上玉だよ」
なんて言われながら顔を覗くのは当たり前ですし、
霊安室のストレッチャーに全裸で横たわる美女の遺体に
欲情する奴までいるというのです。
「焼くには勿体無い」
そう言い、自○行為にまで及んだ同僚もいたそう・・
実はこの男性も一線を超えてしまったことがあったそうです。
それは綺麗なモデルさんの首吊り遺体が出た時だったそうです。
首吊り自殺した人は舌を出したまま亡くなるので
口の周囲をほぐして口内に舌を納める必要があると言います。
綺麗な女性の顔を触っているうちに
段々と変な気持ちになってきてしまったのです。
同僚の目を盗んではそっと胸を触ってみたり
陰部をチラチラ覗き見してしまったようです。
しかし、この男性はまだまともな方なのかもしれません。
葬儀屋で働く人の中には頭皮がえぐれたりしている遺体を見て興奮する人や
屍姦目的で就職したネクロフィリアも存在しているというのです。
若い女性の葬儀を執り行う場合は
故人の尊厳を守るためにもご遺体から目を離さないように
注意しないといけないかもしれません。
家族や友達が亡くなった時に
自分の大事な人がそんな目で見られるなんて絶えられません。
絶対にこのようなことをされないようにしたいですね。
また、自分がなくなった時も誰か知り合いに目を離さないように
お願いしておいた方が良いかもしれません。