現在、中高年の引きこもりと老後破産が社会問題とされています。
今回紹介するのは47歳・引きこもり息子の話です。
47歳引きこもり息子の悲惨な実態
現在、引きこもりは70万人いるとされており、
社会問題となっています。
今回の話は12年間引きこもりの47歳息子の衝撃の光景です。
テレビ朝日『スーパーJチャンネル』で紹介された
千葉県に住む47歳引きこもりり息子を抱えた
家庭の悲惨な実態がネットでも大きな話題を呼びました。
高齢化する引きこもりの問題は本人だけでなく
両親をも疲弊していく事です。
千葉県某所に住む70歳代夫婦のインタビューから番組は始まりました。
7年前に夫は定年退職、
本来なら年金でつましくのんびり暮らせるはずでした。
しかしこの夫婦には47歳の引き籠り続けている息子がいるのです。
転職や株に失敗し、800万円もの借金を抱えて戻った
47歳息子が13年間引きこもり続けている。
突き飛ばされて足で踏みつけられたと夫婦が証言するなど
事態はかなり深刻化していたようです。
すっかりやつれて暗い表情の両親
この息子が夫婦のわずかな年金を強引に奪っている実態がありました。
そして息子は自室にこもってひたすらパソコンのソフト作りに没頭しているのです。
「(年金を使って)1人でのうのうと食べて飲んで」と、
実の息子に対して躊躇なく説明する夫。無理もない。
この夫婦は、47歳の息子から日常的に暴力を振るわれているのだ。夫が「突き飛ばされて、足で踏んづけられたこともある」と言えば、
妻は「本当に安心して寝られない。もう殺されちゃう」とまで言ってしまう。
冒頭から信じられない家庭を紹介してくれたものだ。これがもう12年も続いているというから驚きだ。
そんな状況を打破するためにやってきたのが、
非行、不登校などに対処するフリースクール
「ワンステップスクール伊藤学校」の廣岡政幸校長と、数名の職員たち。
夫婦の忍耐力は既に限界。
フリースクールに息子を入所させてほしいと依頼してきたのだ。
47歳引きこもり息子の逆ギレぶり
この番組のメインは47歳引き籠り息子にフリースクールの校長で
非行・不登校対応の専門家廣岡氏が
息子を説得するべく息子と対峙するというものです。
廣岡氏は部屋の前で当初穏やかに話しかけていたが、
良い反応を得られなかったのか徐々に言葉遣いが荒くなってきます。
そして、ついにはドアを強く押して「バリバリバリ」と破壊し、無理やり部屋に突入。
「降りてこい!」と叫んだ。
立てこもり事件の警官突入シーンを彷彿とさせる迫力です。
力づくで叩く出すからな!と廣岡校長らに凄む息子、
しかしドアを壊され強引に入り込まれると徐々に落ち着いてきました。
そして挫折続きだった半生を語り始めました。
自分勝手な理想像を作り上げ、
それに固執するのが成人引き籠りの特徴だと語る廣岡校長。
コンピューターソフト制作会社立ち上げの夢を追い続ける
この息子の場合も典型的だそうです。
息子の言い分
息子の言い分は、
「国立大学の受験に失敗」
「両親から800万円の借金をして会社を立ち上げた」
その後、経営は上手く行かず
事業を起こしては失敗を繰り返したそうです。
その結果、12年前から完全に無職状態になっているとの事でした。
年老いた親にとって引きこもりの息子は
自分らの身に危険を及ぼす存在になりかねません。
これはたまったものではないでしょう。
引きこもりや発達障害など社会に上手く適合できない人々を
どのように社会が救っていくか?
これからの社会保障を考えるうえで大きな課題となる問題です。
ネットでの反応
・まさにネットの中のお前らが現実に出てきた状態だな。
顔の見えない所からなら他人をいくらでも攻撃できるという
ヘタレチキンな様が本当にそっくりだよ。・ソフト開発とかいいつつ13年経ってるなら ネトゲしてるだけだよ
・二人目のごみ屋敷は強烈だ!
・ヤラセではないよね?こうなってはいけないな
このVTRで紹介された二人のケースは
成人引き籠りの中でも特殊なケースだと思いますが…
ただ暴力的でなくても外に出られなくなって
引き籠ってしまうケースは多いように思います。
行政がもっと力を注いでほしい問題です。