ベネズエラにある世界最高層のおしゃれスラム街…
九龍城が思い浮かぶと話題に…
ベネズエラでなんと45階建の高層ビルが
丸ごとスラム街になっている場所があります。
建設途中で放棄された高層ビルが廃墟となり貧しい人々が住んでいるそうです。
今回はおしゃれスラム街と呼ばれる世界最高層のスラム街を紹介します。
世界最高層のおしゃれスラム街
かつてベネズエラの首都カラカスには
1990年に着工したものの金融危機のあおりを受け
1994年に建設途中で放棄された45階建てのオフィス用ビルがありました。
しかし、それは次第に貧しい人々によって占拠され
今でななんと750世帯もが暮らす巨大なスラム街になっているのです。
この45階建てのオフィス用ビルは開発主の名にちなみ
「トーレ・デ・ダビ(デイビッド・タワーの意)」とも呼ばれ、
ベネズエラで3番目の高さのをほこる超高層ビルとなります。
デイビッド・タワーの内部構造
2007年頃から貧困者が不法占拠しはじめ、
約3000人がこのビル内で生活しているそうです。
エレベータはもちろん、ガラスや壁、手すりなどのほか、
電気や水道などの設備も整っていない状態です。
不法占拠した住民たちはたくましくも自分たちで設備を設け、
水道などは地上22階まで通じているという。
駐車場代はもちろんタダ。
さらにビルの中では商売も行われており、
美容室、デイケアセンター、衣料品店などがそろっています。
ベネズエラは世界一危険な国といわれており、
国民の74%が「夜は1人じゃ出歩けない」と感じているほど治安は悪いです。
そんな中、このビルの住民は共益費を支払い、
24時間のセキュリティパトロールを雇っています。
不自由なさそうな生活ぶり。
意外にもベネズエラで一番安全だとか。
インテリアもお洒落、充実した暮らし
夜はカラフルなお部屋たちが街に映えます。
スラム街のイメージが崩壊してしまうほど
世界には色んな暮らし方がありますね。
ネットでの反応
・自分達でエネルギー作れてるのがすごい
雨風凌げる場所と電気水、食さえあれば生活出来るね・行ったら行ったでいろんな意味でかなり危ないとこなんだろけど、
九龍城みたいに異世界に繋がるような暗さはないんだな。
内部関係者のガイド付きならちょっと行ってみたい。・エレベータ無いのに40階以上に住むとか?
・ワクワクしそうな建物だが絶対怖い人いる