バチカン市国が知られたくない5つの秘密…
バチカンの闇を感じると話題に…


バチカン市国が知られたくない5つの秘密

世界最小の国・バチカン市国。
ローマ・カトリックの総本山です。

イタリアの観光スポットの1つとしても知られていますが
そんなバチカン市国には信じがたい秘密があります。

今回はそんなバチカン市国が知られたくない5つの秘密を紹介します。

1.秘密のもの?

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂から歩いて10分。
そこにはサンタンジェロ城があります。

城塞や牢獄として使われて場所です。

現在は博物館として利用されていますが
バチカン市国とは秘密の通路で繋がっているのだとか。

バチカン市国の施設まで繋がる通路は約800m。
有事の際に法王が避難するために使われていました。

事実、1527年にローマ帝国皇帝カール5世の軍が侵略してきた時、
当時の法王・クレメンス7世はこの通路を使ってバチカン市国を脱出したそうです。

現在は一般人に開放されており、ツアーも行われています。
しかし、一般人にこんな秘密を公開していいのでしょうか・・・

2.閉ざされたもの

世界一謎めいている図書館といえば
バチカン市国の秘密文書を保管するバチカン秘密文書館でしょう。

1612年に設立され、1881年に当時の法王レオ13世が公開を許可したのですが
それでもバチカン市国の厳しい基準をパスした公認の研究者だけが入ることができる図書館なのです。

また、ボールペンなどの筆記用具も持ち込み禁止。

85kmもある書庫なのですが、1980年に31000立方メートルの容量を持つ
地下書庫が増設されています。

所蔵文書にはガリレオ・ガリレイの地動説に対する異端審問の記録や
マリー・アントワネットによる獄中からの手紙が含まれているのだそうです。

ちなみに1939年以降の文書は現在も公開されていません。

3.ヤバいもの

2014年1月、ドイツ・ライプチヒ国際空港。
南米から発送されたとある小包が衝撃を与えました。

そこに入っていたのは男性用の避妊具14個。
そして、コカイン340gだったのです。

これは末端価格にして約560万円に相当するのですが
最終目的地がなんとバチカン市国。

バチカン市国の人口は約800人でそのほとんどが聖職者なのですが
2007年にはコカイン不法所持による逮捕者を出したことがあります。

バチカン市国では2011年から2012年の間に約800件の事件が起き、
うち400人弱が聖職者の立場を追われているのです。
多いどころではありません。

ちなみに警察はコカインの押収を公表せず、
受取人が現れるのをしばらく待ったのですが
結局、誰も現れなかったのです。

4.聖なるもの

キリスト教といえば、聖人の遺骸や遺品など聖遺物と呼ばれるものに注目します。

中でも有名なのはイエス・キリストが磔にされて死んだ後、
その遺骸を包んだと言い伝えられている布。

これは聖骸布と呼ばれており、なぜか世界のあちこちにあったりします。
イタリア・トリノの聖ヨハネ大聖堂にある聖骸布もそのうちの1つ。

この聖骸布が本物なのか偽物なのか
この問いは何世紀にもわたって人々の関心を引いてきました。

2000年もの間、謎に包まれていましたが
イタリアの学者たちは研究の上、1つの結論を出します。

それは「世界のキリスト教徒全ての崇拝を集める聖骸布が正真正銘の本物」とのこと。

なんだか答えになっているようでなっていない感じですね。

さらにバチカン市国も現在に至るまで
その真偽に関し、公式の答えを出していないのです。

果たして本物の聖骸布はどこにあるのでしょうか。

5.守るもの

ローマ法王の公邸はバチカン宮殿の最上階にあります。
毎週水曜日には一般人も謁見することが可能です。

そんなバチカン市国はスイスからの徴兵である市国警備員によって守られています。

資格審査は厳しく、スイス軍役を経験した19〜30歳、身長174cm以上で独身。
任期は通常2年です。

一応武器の携行なしているものの
彼らは本質的に儀仗兵であり、拳銃は扱いません。

しかし、1981年のヨハネ・パウロ2世暗殺未遂事件以降
さすがにこのままではマズイと思ったのか
法王が公の場に出て行くとき、催涙スプレーを携行するようになったそうです。

さらに、法王には特別な専用車もあります。

周りは防弾ガラスで囲まれ、爆弾に耐えられる装甲が施されており、
お値段は推定5360万円。

他にもカトリックを信仰する貴族や騎士によって構成された組織がローマ市内にあります。

それはマルタ騎士団。
国土はないものの多くの国から国家として認められています。

国民、つまり騎士団員はバチカン市国よりもはるかに多い1万人強。

通貨も存在し、独自単位「Scudo(スクード)」というものを持っています。
しかし、日本やアメリカとは国交がないため、ドルや円には換算できません。

独自の憲法・政府機構を備え、「隣人を愛せよ」という
修道騎士精神を掲げて今日も活動しているのです。

ネットでの反応

・キリスト教は調べれば調べるほど真っ黒。
キリスト教国がやってきたことも真っ黒。

・男児を性のおもちゃにして悪の限りを尽くす変態集団。
ネットのお陰でこの事実が広く知れ渡るようになったな。

・第二次大戦開戦の1939年以降の文書は非公表か。実に興味深い。

・バチカンとえば児童性虐待問題でしょう。日本ではまず報道されないね。
アメリカなんかそればっかりなんだが。

あなたにオススメの記事

⇒ 高麗・朝鮮王朝時代の貢女の実態…残酷な歴史を知った韓国人が凍りつく…