便座にU型とO型が存在する理由…
意外と知らない雑学に驚きの声…




洋式トイレの便座には先端が切り取られているU型と
切り取られていないO型があります。

家庭のトイレではO型便座が一般的なにに
デパートや公衆トイレではU型なのは
何故なのかと疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな便座の形状が2種類ある理由を紹介します。

便座にU型とO型が存在する理由


そもそも現在普及している洋式トイレが誕生したのは
19世紀後半のイギリスと言われています。

当時はほとんどがO型の便座でしたが
ある疑問が出てきたのです。

何故O型とU型がこの世に存在するのか、
それは男性の大事な部分に関係がありました。

男性が便器に座った際にO型の便座だと
便座の前方部に大事な部分が触れてしまうことがありますよね。

触れてしまうと衛生的によくありません。
多くの人が使う公共トイレでは
それを嫌がる人や感染症を心配する声からU型が生まれました。

そう行った経緯から日本にも洋式便器と共に
2種類の便座も伝わってきたそうです。

自分の家のトイレなら良いですが、
公共のトイレだと色んな人が利用するので
衛生的にも触れたくないですよね。

そこで作られたのが男性の大事な部分だけ抜き取られた
U型の便座というわけです。

日本でO型が主流になった理由

かつて日本ではU型便座が圧倒的に多くて主流でした。

ところが徐々に減少するようになりやがてO型に移り変わりました。
何故O型の便座がいまだに使われるようになったのか。

日本は1970年代半ば辺りまで洋式トイレの便座はU型が主流でした。

やがて70年代後半になると住宅の改装・新築に際し
トイレ空間をゆったり取る考え方が広がり、
より大きいサイズの便器が使われるようになりました。

大きなサイズの便器ならO型の便座でも男性の大事な部分は
当たらなくなったのであえて便座の一部を切り取る必要はなくなり、
O型便座が主流の座をU型便座から徐々に奪い取ったのだそうです。

O型が普及したもう1つの背景はU型便座には強度に難点があり、
思い人が繰り返し座ることで便座の割れが生じるデメリットがあるからです。

そして、TOTOが温水洗浄便座「ウォシュレット」を発売した
1980年を機にU型からO型への便座のシフトに一気に拍車がかかったようです。

ウォシュレットは暖房便座であることや
製品の強度が高いことからO型になっています。

成形がしやすい、丈夫で耐久性も高い、
さらに便座を温めるための電熱線も配線しやすいという理由で
圧倒的にO型の便座が増えたそうです。

しかし、店舗や公共施設などでは
衛生面を考慮して今でもあえてU型便座を使用し続ける場所もあるといいます。

また、便座を通じて
他人と間接接触するのは嫌だという声も一部には根強く
和式トイレを一定数は残しているそうです。

ちなみにお相撲さんのような大きい人の場合は
力士用便座もあります。

お相撲さんとはいえ普通の便座を使えないわけではありませんが
使いづらく、横向きに腰掛けるなどの工夫をしているお相撲さんもいるようです。

そのため、お相撲さんたちも受け止められる大きな便座を作り、
東京の両国国技館などに設置されているそうです。

便座も時代ともに進化しているようですね。

ネットでの反応

・日本人男子のサイズが小さいからあたらないと思った

・近頃は男性用トイレも殆どがO型になったように感じます。
それ以上に問題なのが「節水型」です。
私の粗末なモノでも、底に触れてしまいます…
もう少し形状の工夫をメーカーさんに御願いしたいですね

・和式愛用者だった私は膝を悪くして今は洋式ですが、
O型でもU型でもどちらでも気にならない

・洋式でも立ちションする奴がいれば便器の縁が汚れる。
U字型だと他人のションベンかかった便器に自分のチンコが直に当たる危険が大きい。
O字型ならその危険は少ないし
カバーに当たるのがどうしても嫌なら(カバーも汚れていそうなら)
トイレットペーパーを乗せてその上に置けば良い。

U字型は便座カバー被せやすいって人いるけど
便座カバーなんて毎日洗わないとそれこそ黴菌の塊
蓋せずに流す習慣の家だと便器の中の汚水が飛び跳ねてるし
汚れが目につきにくくなるせいで却って不衛生
U字型には何のメリットも無い

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