サイレンなし赤色灯だけを回したパトカーの意味…
意外と知らなかったと話題に…



皆さんは普段運転していて特に違反しているわけでもないのに
回転灯が点灯しているパトカーが
背後から接近してきて慌てた経験はないでしょうか。

なぜサイレンを鳴らさずに回転灯を点灯させているのでしょうか。
もちろん、サイレンを鳴らしている場合は緊急走行中となります。

今回はそんなサイレンなし赤色灯だけを回したパトカーの意味を紹介します。

サイレンなし赤色灯だけを回したパトカーの意味…

パトカーが回転灯を点灯だけさせて走行している時には
次のような理由があります。

1つ目は緊急性のない事件現場「交通事故など」に向かう場合、
2つ目はパトロールしている場合です。

回転灯を点灯させて走っているとかなり目立ちます。
それを見た人はパトカーの存在を知るので
事件や交通違反の減少に繋がります。

ちなみに消防車も火災予防のため、
赤色灯を点灯させて走ることもよくあるそうです。

また、他の理由としては「現在速度計測中のサイン」です。
スピード違反車を追尾して計測する時は
赤色灯を回しながら計測するという決まりがあります。

したがって、自分の後ろについたパトカーが赤色灯を回転させていたら
あなたはスピードを測られている可能性が高いです。

覆面パトカーでもグリルの中の赤色灯を回転させながらスピードを計測します。

また、これらの緊急車両のサイレン音ですが、
状況によって音が違う場合があるそうです。

サイレンの音の意味

パトカーのサイレン音を真似してくださいと言うと
「ファンファンファン」と言うサイレン音を出す人が時々います。

刑事ドラマなどではいまだに使用されているサイレン音ですが
実はこのサイレン音は現在、使われていません。

「ファンファンファン」という音は昭和40年代の頃、
警視庁で一時期採用されていたそうです。

現在のパトカーのサイレンは消防車と同じような
「ウーウー」という音です。

厳密にはパトカーの場合は4秒くらいの周期で
「ウーウー」が鳴ったりやんだりします。

ちなみに白バイはパトカーより少し高音の「ヒューン」というサイレンになります。

災害の種類で違う消防車のサイレン

消防車は火災現場へ向かう時は「ウー」というサイレン音に加えて
「カンカンカン」という鐘の音を鳴らして走行しています。

つまり、火災発生を意味します。

「ウーウーウー」は「救助」「救急」「警戒」などの
火事以外の災害現場に行く時で
「ウーウーウー」というサイレン音だけを鳴らして走行します。

「カンカンカン」は無事消化し、消防車が消防署に戻る時のサイレン音です。
火事が消えたことを知らせるために
「カンカンカン」という鐘の音だけを鳴らして走行しています。

また、火災現場などで消防車とパトカーが一緒に停まっている事が多いですが
役割は消防車は火消し、警察は交通規制や誘導などを行うためです。

住民への配慮を考えた救急車のサイレン

救急車のサイレン音と言えば「ピーポーピーポー」を思い浮かべます。
実はこの音を聞くだけで少々不安感を募らせる人がいます。

そこで救急車は同じ「ピーポー」でも
住宅地を走る際は住民への騒音に配慮して
少し低めの「ピーポーピーポー」と鳴らして走行しているのです。

一方、交差点に進入する際などは多くの人々に存在を知らし、
注意を喚起するためにパトカーと同じ高音の
「ウーウー」というサイレンを鳴らします。

緊急車両のサイレンが聞こえたら
道をゆずる運転を是非とも心がけたいものです。

サイレンを鳴らす、鳴らさない行為にも
色々な意味があるようですね。

ネットでの反応

・「ファンファンファン」やら「ウーウー」の癖が強くて気になるw

・ファンファンはギャグマンが日和のクマ吉くんの逮捕のイメージしかない

・取り合えず警察はもっと真剣に働きなさい?
何故自動車や自転車は捕まえるのに歩行者は違反しても捕まえないの?
だから赤でも渡るバカは居るし、
横断歩道が無い場所でも渡るバカと老害が増えるんだよ?
老害なんて普通の人よりも遅いくせにチンタラ道路を違反横断歩道してウザい。

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