身近にいる恐ろしい毒魚5選…
見た目に騙されてはいけないと話題に…
身近にいる恐ろしい毒魚
釣りをしていると見たことがない魚が釣れることがあります。
見た目が小さくて可愛い魚や色が鮮やかで綺麗な魚だと
つい触ってみたくなりますが、
安易にふれてしまうととんでもないことになるかもしれません。
そんな危険な魚「毒魚」をあなたは見分けることができますか?
今回は身近にいる恐ろしい毒魚を紹介します。
1.ハオコゼ
10cm程度の小さな魚で岩場や藻場でよく釣れます。
釣れる場所もその見た目もカサゴによく似ていることから
間違って触ってしまう人も多いそうですが
それは絶対に駄目です。
このハオコゼに刺されると痛みが数時間も続く事になります。
モヒカンのような立派な背びれが特徴的でそこに毒があります。
2.アカエイ
ぶっこみ釣り、投釣りの大物を狙っていると掛かってくるのがこのアカエイ。
引きは強烈でなかなか釣りごたえがあるのですが
このアカエイはかなりの厄介者で
尾に大きな鋭い毒針が付いていて刺されると最悪
アナフィラキシーショックにより死に至る場合があります。
万が一、釣れてしまったらハリスを切って海に戻しましょう。
3.ウミケムシ
イソメなどのゴカイ類をエサに釣りをしているとよく釣れてきます。
見た目があまり良くないので積極的に触ろうとする人はいないかもしれませんが
この毛に毒があります。
独自体はそれほど強い毒ではありませんが
刺されるとチクチクと痛むだけではなく皮膚に刺さった毛がなかなか取れません。
結構厄介な毛なのでやはり触らない方が無難です。
万が一、毛が刺さってしまった時は
ガムテープを使って剥がすと比較的簡単に取る事ができます。
4.ゴンズイ
夜行性で夜になるとよく釣れる魚で群れに当たると
大量に釣れてしまうことがあります。
背びれと胸びれに強い毒を持っています。
うっかり素手で触ってしまうと激しく痛み
重症になると刺された患部が壊死することがあります。
怖いですね。
死んだ後も毒が残るので堤防の上などに置いておくと
子供が触ってしまうなどのトラブルが起きてしまうこともあります。
必ず海に戻しましょう。
5.キタマクラ
カワハギと激似と言われているキタマクラという名前の毒魚。
名前もかなり縁起が良くないですね。
気になる名前の由来はその名の通り
亡くなった方を寝かせる際の北枕からきています。
キタマクラはふぐの仲間なのでテトロドトキシンという神経毒があり、
食べると中毒症状が起こります。
つまり、キタマクラを食べるとその毒で
死んで北枕に寝かされてしまうぞ!という意味なのです。
カワハギとの違いは口の細り加減がキタマクラはちょっと弱く、
体の斑点がカワハギは斑に対して
キタマクラは筋っぽいのが見分けるポイントです。
釣りをしていると釣れた嬉しさのあまりついつい素手で獲物を触ってしまいがちですが
気をつけなければいけないですね。
ネットでの反応
・これはコワイ…
魚やキノコはホント、素人にきびし~・初めて釣りやったとき釣った魚がキタマクラ
・人間も、見た目で選んじゃ駄目だよね。
人間のほうが、色んな毒があるかも。