「粒納豆」と「ひきわり納豆」どちらが健康効果が高いのか?
同じ納豆なのに栄養価が違う…


「粒納豆」と「ひきわり納豆」の違い

納豆は栄養豊富で健康食品としてよく知られています。

スーパーで多くの種類の納豆を見かけますが
納豆には普通の納豆「粒納豆」と「ひきわり納豆」があります。

料理によって使い分けたり、好みで選んだりすると思いますが
実は見た目だけではなく、栄養の面で違いがあることをご存知でしょうか?

そこで今回は「粒納豆」と「ひきわり納豆」の違いを紹介します。

作り方の違い

普通の粒納豆を刻んだものが
ひきわり納豆だと思っている方もいるかもしれませんが
実は作り方が違います。

普通の粒納豆は大豆をそのまま水に浸し、蒸して納豆菌をかけ、発酵させていきます。

発酵した後に熟成させて完成です。

一方、ひきわり納豆は大豆を水に浸す前に皮を取り除き、
すり鉢やミキサーで砕き、その後水に浸し、
蒸して納豆菌をかけ発酵し、熟成させます。

簡単に言うと大豆をそのまま蒸して発酵するか
大豆を挽いてから蒸して発酵するかの違いです。

栄養価の違い

ひきわり納豆は製造過程で食物繊維を多く含む皮が取り除かれ、刻まれてから蒸すため、
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が溶け出しやすくなります。

そのため、粒納豆の方がミネラルや食物繊維は多くなりますので
便秘やむくみが気になる方には粒納豆がオススメです。

一方、ひきわり納豆は粒納豆と比べると細かいので
消化に良いというメリットがあります。

更に栄養価で言うとひきわり納豆は粒納豆と比べて
ビタミンB1、ビタミンE、ビタミンK2の含有量が約1.5倍ほど多いとされています。

ひきわり納豆により多く含まれているビタミンK2は
骨の健康を保ち、丈夫な骨をつくるには不可欠とされているビタミンです。

また、正常な血液凝固に欠かせないと言われており、
傷の治りや出血を抑えるなどの効果も期待できます。

ひきわり納豆は大豆を挽いてから作られるため、
納豆菌の付着する表面積が増えるので
納豆菌が作るナットウキナーゼがより多くなることも特徴です。

ナットウキナーゼは血液をサラサラにするため、
高血圧や脳梗塞などの血液系の病気の予防になると言われています。

栄養価が高いだけでなく、安価で手軽さにおいても優れた健康食品の納豆。

粒納豆とひきわり納豆、どちらを食べるにしても

健康効果を得るには継続して食べることが大切なので
日常的に取り入れることをオススメします。

ネットでの反応

・普通の納豆のほうが豆の味がして好き

・両方を合わせて、よく混ぜて食えばいいのだろうか?

・全然関係ないけど一度道民でもないのに
砂糖入れて納豆食ったらより強い粘りと甘さにハマった

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