爪を噛む人の性格の共通点…
ちょっと危険な特徴が実験で明らかに…
人間の癖には様々なものがあります。
貧乏ゆすり、足を組む、関節を鳴らすなどなど…
人間の癖は大人になるに連れてどんどん治っていくそうです。
その中で爪を噛むという癖は
世の中的にもお行儀もよくなく、衛生的にも気になる
子供にも真似して欲しくないなど
あまりいい目では見られてないかと思います。
これまでは爪を噛む癖というのは
貧乏ゆすりなどと同様でイライラしている、緊張してしまっているなど、
精神的に不安定な場合に多く、
それを紛らわすための自己防衛反応と考えられてきました。
そんな爪を噛むという行為を
モントリオール大学の研究チームが調べた研究で
爪を噛む人の性格までわかったとされています。
爪を噛む人は完璧主義者
研究結果でストレスやフラストレーションを抱えやすい人というのは
完璧主義の傾向が強い人だと言います。
完璧主義の人は欲求不満がたまりやすく、
自制が弱く困難な目標を立ててしまい、
それを達成できないことによりストレスを感じてしまう人が多そうです。
そして、人に仕事を任せるのが苦手で細かく計画を立てすぎたり、
仕事を必要以上に詰め込み過ぎたりという
傾向があるのも完璧主義の人の特徴です。
物事が自分の望み通りにいかない時などにストレスやフラストレーションを感じ、
自分の爪を噛むことで制圧されたエネルギーを発散させているのです。
爪を噛む癖を治す方法
爪を噛んだり周辺の肉を噛んだりするのは
当然痛みを伴う行為です。
なのになぜやめられないのでしょうか?
じつは痛みに反応して脳が分泌を促す
快楽物質の影響によるものなのです。
脳が怪我などによる身体の痛みを感知すると
苦痛を和らげるために快楽物質のエンドルフィンを放出します。
その放出が繰り返されることで
脳は間違った学習をしてしまいます。
自分で放出させておきながら、
「爪を噛むと心地よいことが起きる」と勘違いしてしまうのです。
ストレスで爪を噛む
↓
痛みに反応してエンドルフィンが放出される
↓
「爪を噛むと心地よいことが起きる」と脳が誤解する
↓
ストレスが溜まると無意識に爪を噛むようになる
そんな流れが身体に染み付いてしまうのです。
これは薬物やアルコールなどによる依存症のシステムとよく似ています。
爪を噛む癖はじつは依存症の一種とも言われるのはこのためです。
その為、爪を噛む癖を直したい場合は爪を噛む行為を抑えるよりも
根本にある完璧主義的な行動への治療が大切だと研究結果で明らかになっています。
もしあなたが爪を噛む癖があるがあるのであれば、
まずはいつも抱えている結果や完璧を求めすぎる
その性格をコントロールすることから始めましょう。
それでも爪を噛むのが直らない場合や
噛み過ぎて血が出てしまうような場合は、
一度専門家に相談してみるのも良いでしょう。
ネットでの反応
・貧乏ゆすりはしょうがないけど爪噛むのは見てて不快だな。
・爪を噛む人の爪汚いww
・こんな研究をしている人がいるとは・・・