三大生活習慣病、がん・脳卒中・心臓病。
心疾患の年間死亡数は20万人近くに上り、
急性心筋梗塞患者の14%は病院に搬送される前に心停止しています。

しかし心筋梗塞には前兆のサインがあり、
発作が起きる前に受診すれば助かる可能性は高くなります。

これからお知らせする6つの前兆のサイン。
もしこれらがあった場合は注意してください。


心筋梗塞が起こる6つの前兆

心筋梗塞は日本人の3大死因の1つ言われています。
 
心筋梗塞とは心臓の血管が狭くなったところに
動脈硬化でできた血栓が詰まって、血液が流れなくなる病気です。
  
心筋梗塞になると20分ほどで心臓の筋肉(心筋)が壊れ始め、
対処が遅れると命にかかわる恐ろしい病気です。
 
その心筋梗塞ですが、
心筋梗塞が起こる前兆と症状があるそうなのです。

1.胸やみぞおちの痛み

心筋梗塞の前兆として一般的に知られるのは
胸をぎゅっと掴まれるような圧迫感でしょう。

部位は、胸からみぞおちにかけて。

圧迫感も、単純に痛いという事もあれば
焼けるような感じであったりと個人差があります。

ストレス等で同じような症状になる場合もありますが、
その時は5〜10分ほどで痛みが引くのが普通です。

心筋梗塞の場合は、その痛みが
30分以上も続くことが少なくありません。

2.動悸・息切れ

心筋梗塞は心臓の機能低下が起きます。

それにより、全身への血液循環が滞ってしまい、
体の末端にまで酸素がいかなくなるのです。

脳が体にもっと酸素を入れて欲しいと催促します。

そうなると、喉をゼイゼイと鳴らしたり
激しく呼吸するため息切れという症状が現れるのです。

ちょっとした動作でも、
動悸・息切れをすることが続いたら気をつけましょう。

3.めまいと冷や汗

心臓機能の低下により血液循環が悪くなります。

そうなると体内の各臓器を守るために
体の末端にある血管を収縮させて血液を送ろうとします。

その過程で、汗線も伸縮してしまい
汗を体外に排出してしまうのです。

このような現象なので寒い暑いに関係なく汗が出ます。

さらに、めまいは脳の酸素不足が原因かもしれません。
過剰な汗は心臓発作の初期症状によく見られる症状です。
この症状が出た場合は先ず医師に診てもらうことが重要です。

汗を掻く理由がないのに汗をかく場合は
危険と判断したほうがいいと思います。

4.左肩・背中・左手小指の痛み

心筋梗塞の痛みは神経を伝わって脳に信号として送られます。

その神経が左肩や背中につながる神経につながっているので

「この痛みは左肩(背中)から来ている!」

と勘違いするのです。

5.虚弱体質・身体のだるさ

身体のだるさを感じることが多い場合は、
身体の隅々に十分な血流、
つまり酸素が届いていないことが考えられます。

心臓を動かす冠動脈の動脈硬化により
酸素が不足していることを意味します。
左手小指のしびれを感じる場合は要注意です。

6.風邪やインフルエンザ

発熱や咳、鼻水など
季節の変わり目に起きることは珍しくありません。

しかし、心臓発作を持っていた多くの人々は
ちょうど心臓発作が起きる1ヶ月前、
風邪やインフルエンザのような症状が多く見られています。

発熱などは血液循環が悪くなることで起きる症状で、
咳は血流を改善しようとして起きる
体の生体反応でもあります。

普段の生活でも起きることのある症状も多いです。

そのため、「ただの風邪」と思ったり、
「なんか体が痛いな」ぐらいにしか思わない人が多いのです。

そのため前兆があったとしても
状況の改善ができていないのです。

しかし、体のどこかに異常があるからこそ
症状として現れているのです。
何もなければ症状なんて起きないですから。

その症状が起きた後、
どう行動するかで今後が大きく左右されるのです。

少しでも上にあげた症状が認められたら
すぐに対策をうつようにしましょう。

前兆があった時の対策

すぐに二次以上の病院で診察を受けた方がいいでしょう。

高度治療や先進医療をタイムラグなく受けられるので、
二次以上の病院を選択するとスムーズだと思います。

その時

「こんな軽い症状でいいのかな?」

そんな風に考えてしまうかもしれません。

しかし、この時
症状の程度は考えなくていいでしょう。

心筋梗塞は自然治癒は望めません。

「あの時病院に行ったいたら・・・」

そう後悔しないためにも必ず行くようにしましょう。

なぜ心筋梗塞を防げないのか

日本で死因の上位になっている心疾患。

その中でも多くの割合を占めているのが心筋梗塞です。

実際に心筋梗塞が起こる前にはその兆候のサインがあります。

患者にその前兆が見られたケースは
実に8割弱にものぼると言います。

それなのになぜ状況の改善はできていないのか?

それは体が心筋梗塞を示しているのに気づかない。
または、軽視しているからです。

そんな事にならないように
症状を知り、心当たりがあったら
すぐに病院で受診したほうがいいでしょう。

心筋梗塞の予防法は?

そもそも病気はならないことに越したことはないですよね。

そのためには生活習慣の改善をすることです。

喫煙、過剰な飲酒、睡眠不足、肥満等は、
全て心筋梗塞のリスクを向上させる要因なのです。

つまり、これらを改善する事が
最も心筋梗塞から遠ざかれる方法と言えるでしょう。

少しずつでいいので、
生活から排除していけるようにしてみてください。

特に喫煙はリスクが1番高いので
最初になくすのがいいかと思います。

心筋梗塞が起きないような健康的な体を手に入れましょう。

ネットでの反応

・前兆よりも大切なことは血圧とコレステロールのチェックだね

・ブラック企業で長時間労働して急性心筋梗塞になった人いたよね・・・

・不整脈持ちなので気をつけてます・・・

・タバコ吸ってる人は特に要注意

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