日本人だけが持つ感性…
奥深い日本語の文化に海外が感動する…
日本に生まれて育ってきたわたしたちにとって
日本語は当たり前に話すことができますが、
海外の人からすればとても難しい言語なんだそうです。
そして、日本語でしか表現できないものもあり、
海外の人が感動することもあるのだとか…。
あなたが普段使っているその言葉、
世界からすれば珍しくて素晴らしい言葉とされているかもしれません。
おかげさまで
「おかげさまで、元気です」よく使う言葉ですが、
この言葉も日本にしかない言葉です。
このおかげさまでという言葉は目に見えないもの
自然などに崇拝して生きてきた日本人の心が込められています。
自然位は人間は勝てないということを思い知った日本人は
思い通りにならない大きな存在に感謝しながら生きるということを
この言葉に込めたそうです。
わびさび
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海外の言葉に訳すことができない日本語の代表格だそうです。
日本人でさえ、この言葉を
ニュアンスでしかとらえていない人が多いことでしょう。
質素で簡素な美しさという意味合いがあります。
感覚を言葉にするって繊細な日本人特有ですよね。
初心
初心忘るべからずという言葉がありますが、
この初心も日本にしかない言葉なのです。
ビジネスをすることにおいて昇進すると自分の立場を優位に思ったり、
大切なことを忘れてしまいがちです。
そんな時、自分の本来の身の丈を忘れないという
謙虚な姿勢は日本にしか存在しない言葉なのだそうです。
初心は室町時代の世阿弥という人物がはじめに使った言葉でした。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズさんもこの言葉を絶賛したそうです。
わたし、の表現
自分を表す言葉、一人称が多いのも日本語の特徴です。
日本語には数多くの一人称が存在しています。
私、俺、僕、吾輩、拙者、わし、おいら、うちなど…
膨大な数があります。
英語ならば「I」のひとつで済む話なのに…。
日本語には会話の中で主語をあまり使わないという特徴があります。
あまり自己主張をしないという民族性があるためです。
海外のように自己主張をすると村八分になるとか、
横柄な印象を与えてしまうことから、日本人はそれを避けたのです。
場の空気を乱さないように主語を使い分けるという意味でも
色んな一人称がありますし、
一人称を使い分けるということはその主語に特別な思いを込めているからです。
俺と話すとき、僕と話す時では
プライベートとビジネスの場での使い分けになりますよね。
あなたも無意識のうちに一人称を使い分けているはずです。
海外の人からすればこれが面白いようです。
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日本語にこんなにも多くの一人称があるのは
日本語が何を言うかよりもどう言うかということが
大事だとされているからだと言われています。
発言内容よりも言い方を気にするというところが、日本人らしいですよね。
空気を読んでその場に応じた一人称を使うということが、
まわりへの思いやりや気遣い、自分の立場をわきまえる日本人の繊細さが表れています。
もったいない
もったいないという言葉も日本にしかない言葉です。
これは知っている人も多いかもしれませんね。
ケニア出身のマータイさんが環境を守る世界共通語として「MOTTAINAI!」と広めることを宣言して話題になりましたよね。
海外の言葉でもったいないにあたる言葉を探しても
見つからなかったことから日本語のもったいないはすごい言葉だとされています。
切ない
切ない、という言葉は歌詞にも多く使われていますよね。
しかし、これも日本にしかない言葉なんだそうです。
海外ではポルトガル語のサウダージが近いと言われていますが、
胸が締め付けられるようなあの感覚を表現するのは
日本語の切ないしかないそうですよ。
日本人の感性の細やかさが見て取れる言葉ですよね。
いただきます
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一人で食事をするにおいても誰と一緒でも
日本人はいただきますと言いますよね。
これも日本特有なんだそうです。
海外では何も言わずに食べることも多いそうです。
日本のように食材や作ってくれた人への感謝を込めている言葉は
珍しいそうです。
食事にも感謝をするという繊細さ、
外国人にとっては感動する言葉なんだそうですよ。
海外の人からすれば日本語は文化そのものだといっても過言ではありません。
私たちはそんな素晴らしい言語を日々話しているのです。
せっかくこんなに素敵な言葉を使うのですから、
綺麗な言葉を使いたいものですね。