日ユ同祖論と言うのをご存知でしょうか。
ヤマト民族とユダヤ人(古代イスラエル人)は
共通の先祖を持つ兄弟民族であると言う説があります。
今回はこの日ユ同祖論について紹介します。
日ユ同祖論とは
日本人とユダヤ人(古代イスラエル人)は
共通の先祖を持つ兄弟民族であるという説。
主に、日本人とユダヤ人によって提唱されています。
日ユ同祖論は主に三つの立場があります。
1つ目は古代イスラエルの「失われた10支族」は日本に渡来したという説。
2つ目は古代イスラエルの「失われた10支族」のみならず、
12支族が、日本に来たという説。
3つ目は古代日本人はユダヤ人の先祖であるという説。
そこで日ユ同祖論を語る上で
忘れてはならないのは日本とユダヤの共通点です。
実際に日本にはユダヤのシンボルが残されています。
日本各地にあるユダヤのシンボル
イスラエル国旗の中央にあるダビデの星(六芒星)は
ユダヤを象徴するマークです。
このダビデ星が日本の神社やお寺に数多く残されています。
代表的な斧は伊勢神宮、龍神社にあります。
伊勢神宮では内宮から外宮に至る参道の石灯龍約700基に
ダビデの星が彫られています。
現在、これらは次々に消されていっています。
龍神社は日本人の総氏神とされる伊勢神宮が
現在地へ移る以前にあったいわゆる元伊勢の一つです。
龍神社にはダビデの星が刻まれた石碑が残っています。
最近になり、代々、龍神社の宮司を務められてきた
海部一族の82代目宮司が
これまで極秘であった裏家紋を公開されました。
なんとそれがダビデの星だったのです。
また、海部俊樹元首相はこの海部一族の遠戚にあたります。
現在の日本政府とユダヤとの関係性にも興味を引き立てられます。
ダビデの星が彫られているのはなにも神社だけではありません。
長篠合戦図屏風にはダビデの星を背負う謎の3人が描かれています。
彼らは戦場で一体なにをしていたのでしょうか。
シンボルはエルサレムの方にも残されています。
エルサレム神殿の門には
天皇家の家紋と全く同じものが刻み込まれています。
また、その数も16弁なのです。
これも偶然の一致なのでしょうか。
狛犬と獅子とユニコーン
古代ソロモン神殿には獅子(ライオン)の像があり、
獅子はユダヤ支族、ユダ族のシンボルです。
また、ユニコーンはヨセフ族のシンボルです。
この獅子とユニコーンのシンボルが
日本の至るところに残っているそうです。
神社にある狛犬は2体の狛犬が対になって置かれていますが、
実は片方は元々は獅子でした。
平安時代には獅子と狛犬が対で置かれていましたが、
左右の違いがなくなり、現在の狛犬の形になったようです。
狛犬はどのような生き物なのか
実はこの狛犬には角があります。
清涼殿にある狛犬の角はものすごい勢いです。
神社にある狛犬はユダヤのシンボル
獅子とユニコーンの対なのではないかという仮説です。
しかし、犬に角が生えても
ペガサスにはならないという指摘があるかもしれません。
こちらの画像は明治時代に日本を訪れた
スコットランド人の貿易商が清涼殿の天皇の座の前にあったとされる
図を書き写ししたものです。
犬というよりはユニコーンに近いように見えます。
さらに、こちらの画像は
ユダヤファミリーロスチャイルド家のシンボルです。
これら獅子とユニコーンの組み合わせが
日本に残っているのは偶然なのでしょうか。
3種の神器との関係性
日本には天照大神から授けられたとする3種の神器があります。
この3種の神器はそれぞれ八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣と言いますが、
これらにもユダヤが関係しているのではないかと言われています。
まず、偶然の可能性もありますが、
古代イスラエルにも神から授けられた3種の神器がありました。
それぞれ、十戒の石板、マナの壺、アロンの杖と言います。
これらは契約の箱に入れられ神殿で保管されていたことになっています。
しかし、遥か昔にその行方が分からなくなってしまいました。
実はこの契約の箱。
その製法が聖書(出エジプト記)に記されているのですが、
日本の神輿の作り方と酷似しているというのです。
箱だけではありません。
神器の一つマナの壺が日本の仁徳天皇陵の形にそっくりなのです。
円と台形だけでなく、中央の膨らみまで重なりました。
さらに、日本側の3種の神器にも
ユダヤとの関係を表すヒントがあるとされています。
時の文部大臣 森有礼が
見ることを許されていない八咫鏡を見たと発言。
さらに、鏡の裏側にヘブライ文字が刻まれていたと発言しました。
そこにはエフエ・アシェル・エフエと書かれており、
「我は有りて在るものなり」
という意味になるそうです。
この一文は旧約聖書の二番目の書
出エジプト記に出てくる有名な言葉だそうです。
残念ながら森氏はその後、
43歳の若さで国粋主義者によって暗殺されてしまいます。
禁止されていた八咫鏡の裏側を見てしまったこと
また、それを公表してしまったことが暗殺の原因と考えられています。
森氏以外にも裏側を見たという人が現れました。
中でも海軍将校の矢野祐太郎氏は
伊勢神宮の宮司に熱心に掛け合い、許可を得て
八咫鏡の裏側のスケッチをさせてもらったそうです。
これがそのスケッチです。
日本に残るヘブライ語と君が代
日本語にはヘブライ語と発音や意味が似ているものが多くあります。
例えば、はっけ よい のこった はヘブライ語で
投げろ やっつけろ 征服しろという意味で
鬼(オニ)は苦しめるもの、黙れ(ダマレ)は
沈黙を守れという意味になります。
また、神社にある鳥居(トリイ)はヘブライ語で門を意味します。
ユダヤでは祭りの際、羊の血で門を赤く塗る風習があったことから
鳥居は赤いのではないかと考えられています。
さらに、興味深いものは日本の国歌「君が代」の歌詞が
ヘブライ語でも読めるように書かれているという説です。
ヘブライ語で訳すと以下となります。
立ち上がり神を讃えよ シオンの民 神の選民
喜べ残された民よ 救われよ 神の予言は成就した 全地に語れ
実は、現代日本人と現代ユダヤ人の遺伝的組成は
大きく異なっていることが示唆されています。
そのため、祖先が同じという可能性は低いかもしれません。
しかし、古代イスラエルには古代イスラエル人以外にも
様々な民族が住んでいたとされ、
その中に日本人の祖先がいたという可能性は否定できません。
また、今回の内容だけでも
日本の文化にユダヤが無関係とは言えないのではないでしょうか。