ホテル並みに贅沢で快適な世界の刑務所11選…
刑務所がこんな贅沢でいいのか…


贅沢で快適な世界の刑務所

罪を犯した囚人が入る刑務所。
暗くて、看守のみならず囚人同士の上下関係もあって、
ご飯はまずくてトイレやシャワーなんて使えれば有難い。

そんなイメージの刑務所。
確かに殆どの刑務所がイメージ通りだと思うのですが・・・。

そんな中、ホテルじゃないの?と
驚くほどラグジュアリーな刑務所が在るのを知っていましたか?

今回はそんなホテル並みに贅沢で快適な世界の刑務所を紹介します。

1.バストイ刑務所:ノルウェー

人権先進国と称されるノルウェーでは刑務所の環境が快適で
受刑者に人道的とも甘やかしているとも言われています。

バストイ島にある「バストイ刑務所」もそうした中の一つで
受刑者の暮らしぶりが、まるでリゾートの島のようです。

受刑者には木造の建物が割り当てられ、
自由時間には島を自由に歩き回ることはもちろん、
乗馬、釣り、テニス、クロスカントリー・スキー、ジムの使用、
音楽活動などが可能。

2014年この刑務所に対して人的価値と寛容さを育むとし、
特別な賞が与えられました。

刑期を終えた囚人の再犯率はおよそ16%。
ヨーロッパの一般的な刑務所の再犯率が70%であることを考えると
この方法はかなりうまく行っていると言えます。

2.レオーベン刑務所:オーストリア

軽犯罪者用のためセキュリティがとても低いとはいえ、
とても刑務所とは思えない建物。

どう見ても美術館や上等な街のスポーツセンターといった
公共建築物にしか見えません。

テレビ、木の棚、ベッドと揃っている個室。
自分のアパートより立派だと切なくなる人も多そうです。

囚人には好きな服を着ることが許可されています。
刑務所長によればここで普通に近い生活をすればするほど、
出所したときに社会復帰しやすくなるのだからと言います。

3.シャンドロン刑務所:スイス

スイスのジュネーブにあるこの刑務所は、国が40億円の支援を行う前までは、受刑者の過密や、暴動、病気などの典型的な問題を抱えていた。

2008年に、ヨーロッパ拷問禁止委員会から最低評価を受けており、
それがきっかけでスイス側が改善を行うことになった。

全面改装された部屋は、以前よりも居心地がよく、
広々とした空間になった。

4.ポンドック・バンブー刑務所:インドネシア

インドネシアにあるポンドック・バンブ刑務所では
収監されているほとんどの囚人達が、麻薬関係による犯罪した者ばかり。

この刑務所では囚人達の持ち物に関する規制がとても緩く、
中にはカラオケの機械を自分の部屋に置いている囚人も。

自身のスマートフォンで刑務所の中からツイッター等の
ソーシャルネットワークを通じて、
世の中と繋がりまで持てるというから何とも驚きです。

まるである家庭のリビングルームのようです。

5.JVA フールスブッテル刑務所:ドイツ

最近改修されたハンブルクにある刑務所の装飾は
刑務所というよりもお城を思わせるかもしれません。

広々とした監房には居間があり、
机、シャワー付き専用浴室などがそろっている。

囚人は新しい洗濯機、
そして洗濯場にある新しいドライヤーも使えます。

6.ソルレツナ刑務所:スウェーデン

「ソレンツナ刑務所」はあのサダム・フセインに
「この刑務所に入りたい」とさえ言わせた程、
世界一の快適さを誇る刑務所。

好きな食材を使ってデザイナーズマンションのようなキッチンで調理し、
フラットスクリーンのテレビを見ながら部屋で夕食をとる。
というあり得ない程優雅な刑務所。

快適すぎて体が鈍ってしまいそうなら
スポーツジム顔負けのジム施設にてエクササイズも可能です。

まるでデザイナーズマンションの一室のようです。

7.ハルデン刑務所、ノルウェー

ハルデンでは10部屋に一つ大きなキッチンが与えられており、
施設内のスーパーで食材を購入し自炊も出来ます。

スーパーの他にジム、サッカー場、ジョギングコース等があり、
囚人の健康維持を心がけているとか。

また、料理や音楽などのレッスンも受講でき、
囚人によるラジオ番組もあるそう。
ここまでくるともはや刑務所とは言えない気がします。

8.アランフェス刑務所:スペイン

アランフェス刑務所は家族そろって過ごせる
世界で唯一の育児室付き刑務所。

通常、囚人に子供が産まれると
子供は外にいる家族あるいは親戚、里親に育てられることになる。

しかし、このスペインの刑務所は子どもが三歳になるまで
監房で家族が一緒に住むことを許しています。
子どもにはおもちゃなどの遊ぶものが十分に提供され、
家族とよい関係を築けます。

刑務所は囚人が刑期を終えた時に
家族がより良い日常生活を過ごせることを一番に願っているそうです。

9.セブ刑務所:フィリピン

セブ刑務所は快適さはないのですが、
楽しさを提供するというちょっと一風変わった刑務所。

所長により取り入れられた「ダンス」によって、
囚人達のストレスを解消させるのだそう。

中でも1500人もの囚人達によるマイケル・ジャクソンの「スリラー」のダンスは
YouTubeにて数百万ものアクセスがあったというから驚きです。

ダンスを通して囚人達の獄中生活が少しでも苦にならないよう、
また出所しても再犯罪を起こさないように更生させるのが目的とのこと。
ダンスで更生させるというのは素敵なアイデアですね。

10.セレッソ・チェトゥマル刑務所:メキシコ

刑務所内では囚人間のいざこざ、暴力行為はそれなりに見られます。

セレッソ・チェトゥマル刑務所では
その暴力行為の吐出を最小限にするために、
興味深い方法が採られています。

囚人にボクシンググローブを渡し、リングに上がらせているのです。

その他にも芸術作品を生み出すことを奨励したり、
作品を旅行者に売る機会を与えたりもしています。

また刑務所内には夫婦ホテルと呼ばれているエリアがあり、
家族一緒に過ごせる専用の空間が用意されています。

11.アディウウェル刑務所:スコットランド

この刑務所では、囚人達が出所してからも仕事に就けるよう、
労働プログラムを設けています。

週に40時間のプログラムでは建築関係の仕事のスキルを身につけさせ、
仕事をすることによって犯罪から遠ざけることを目的とします。

ほとんどの囚人達がこのプログラムに集中し、
施設内での暴動などの事件発生率はとても低いとのこと。

ネットでの反応

・僕の部屋よりよっぽど快適そうなんだけど・・・

・刑務所は自由が奪われるだけであって
自分の人生がもう終わりだと思わせる場所じゃない。

・大学で勉強してるのがバカらしくなってきた。

・これ見て犯罪に走る人って、絶対いるよね!?

・なんか、「犯罪して、素敵なバケーションへ!」って
言ってるようにしか受け取れないんだけど・・・

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