富士見産婦人科病院事件の動機が怖すぎる…
子宮をホルマリン漬けに…


富士見産婦人科病院事件

1980年に埼玉県で発覚した乱診乱療とされた事件。

この事件は医者が金儲けのために
健康な子宮を摘出したとされる事件です。

手術をした医師も無免許で被害者数は1138人。

年齢は20代、30代が多く、
がん検診や妊娠相談に来た無症状の人たちもいました。

埼玉県所沢市にあった富士見産婦人科病院
(すでに廃院。富士見市にあった富士見産婦人科とは別)は
美容室やアスレチック室、ラウンジなどの施設を持つ
一流ホテルを思わせる構えであった。

このため、埼玉県内はもとより近県からも
多数の妊婦が診察に訪れるなど繁盛していた。

1980年、ある妊婦がこの病院で診察を受け子宮癌を宣告された。

しかし他の病院で再度診察を受けた際、
全く異常が無いことがわかった。

この病院でしか診察を受けていなかった妊婦は
病院の診断のまま子宮や卵巣の摘出手術を行われ、
健康な子宮や卵巣も摘出していた可能性が疑われた。

また、理事長の北野早苗は当時まだ珍しかった超音波検査を行っていたが、
医師免許を所持しておらず、
これは無資格の診療であったこともその後の調査により明らかとなった。

この事件は、1980年9月12日の朝日新聞のスクープとなった。
1981年、理事長の妻であり、
医師免許を持って診察や治療を行っていた院長は
医業停止6ヵ月の処分を受けた。

摘出した子宮をホルマリン漬けに


医師たちは診断した上で子宮ガンを宣告しました。

すぐにでも摘出しなければ危ないと報告した上で
子宮や卵巣の摘出手術を行われました。

その子宮には健康な子宮や卵巣も摘出していて
それが発覚し事件に繋がりました。

一回の手術で140万円も請求したそうです。

摘出した子宮は1000人近くにも及んだそうです。

理事長は1000人近く子宮摘出手術が行われ、
健康な子宮をホルマリンにつけ自宅に飾っていたという。
しかも医師免許を所持しておらず、無資格の診療だった。

その後

傷害罪での刑事告訴は不起訴処分になってしまいました。
そこで元患者の女性ら63人が民事訴訟を起こしました。

医師の上告を棄却して5億1400万円の支払いの判決になりました。
事件発生から23年の年月が経ってようやく判決が下りました。

病院という立場でありながらかなり悪質な事件で、
女性の夢を奪う行為です。

二度とこのような事件が起きない事を祈るばかりです。

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