ガソリンスタンドが激減している理由…
意外と知られていない激減の理由が話題に…
ガソリンスタンドが激減している理由
近年、全国的にガソリンスタンドが激減しています。
ガソリンスタンドの数が最も多かった平成6年度末は60421店でしたが
平成28年度末では31467店と約20年でほぼ半分に減っているのです。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/dascd.png)
なぜ、ここまで減ってしまったのでしょうか。
今回はそんなガソリンスタンドが激減している理由を紹介します。
1.消防法改正
主な理由の一つに
ガソリンスタンド経営に重くのしかかる規制が関係しています。
2011年に消防法が改正され、
ガソリンスタンドの地下に埋められているタンクが
40年経過して老朽化した場合に補修することが義務付けられました。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/svd.png)
この工事費用は補助金が出るもののそれでもかなり高額です。
そのため、タンクの補修ができずに
廃業となっているスタンドもあるようです。
2.石油需要の減少
近年はハイブリッドカーを始め、多くの低燃費車が出てきました。
ガソリン1L当たりの走行距離が増えれば給油回数も少なくなります。
そうなれば当然、ガソリンスタンドの売り上げも減ってしまいます。
また、高齢者の免許返納が進んでいることも
一気に需要が減っている要因の一つです。
さらに、若者の車離れが拍車をかけています。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/acs.png)
単純に車に乗る人が減れば必然的にガソリンの需要も少なくなるので
ガソリンスタンドの経営を圧迫しています。
3.採算性の悪化
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/acsd.png)
ガソリンには多額の税金がかかっており、
安易にガソリン価格を上げることもできないため、
元々、ガソリンは利益率がかなり低い商品なのです。
また、少しでもガソリンを販売しようと極端な安値合戦をするところも多く、
さらに利益率が低くなってしまっている地域もあります。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/04/dacs.png)
それでいて売り上げが減ってしまってはビジネスとして成り立たず、
ガソリンスタンド運営から撤退、
もしくは廃業するところが増えているわけです。
現在、ガソリンスタンドの数が激減していますが
さらに進むと高齢者が多い地域や災害時には
ガソリンを手に入れることが難しくなり、
生命の危機にも繋がる可能性もあります。
ガソリンスタンドはインフラとしての側面もあるため、
今後、早急な対策が必要になってくるでしょう。
ネットでの反応
・地下タン交換はガソスタにとったらほぼ虐めだよね。
政府は生活必需品である燃料の石油関係税下げろよ。・私の住んでいる地域は車が無いと不便なので
ガソリンスタンドの数はさほど減っていません。
最近ではセルフサービスのスタンドが増えて来ているので
10年前よりガソリンスタンドの数は増えています。・消防法改正でスタンドが廃業!税金の負担額が大きいこと。
下手すりゃガソリンスタンドが無い地域が有るかもしれない・ガソリンスタンドだと匂いが付いて回る分
多少いい時給でないとバイトも入ってくれないだろうし。
それで客数が少ないと儲けにならないもんな。
最寄り駅近くのスタンドが閉鎖されてた。