全人類で東に走れば地球の自転を止められる?
実験が天才的だと話題に…
人々は自転している地球の上で生活していますが、
この自転を止めることは可能なのでしょうか?
ネットでは全人類が東に走れば自転を止められるのではないか?
という実験が話題になっています。
全人類で東に走れば地球の自転を止められる?
移動するためには地面を蹴るので
自分たちが走ってる時は少しは地球にも影響があるはずですよね。
地球が自転していないと仮定して60kgの男性を1人走らせてみると
走る向きと逆に地球が回転を始めます。
そうすると人数を増やせばその分、多く回転するはずです。
ということは赤道上に道を作って
全人類で東に走れば地球の自転を遅くすることができて
1日を長くすることができるのではないか?と考えたわけです。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/02/asc.png)
赤道上でこのような列を作って
全人類76億人で赤道上約4万キロを埋め尽くします。
海の上は橋を建設して橋の上でも同じように整列します。
![](https://kwsklife.com/wp-content/uploads/2019/02/dscd.png)
このような条件を設定していざ走行を開始します。
走行方法は自転の方向を確認しながらみんなで移動します。
また分かりやすいように10列毎に
赤い服の人も目印として加えることにします。
実験の結果は・・・
この体勢で3m一斉に移動すると
だいたい100億分の1だけ時間が長くなりました。
さらに走る速度が速い方が自転を遅くすることができるので
速度をあげて100m10秒ほどで移動を開始すると
約34億分の1だけ1日が長くなりました。
なんと1日を1秒長くするためにかかる年数は
940万年後ということになります。
そこまでかかって時間を長くできたのに
走るのを止めるとたった1日で元に戻ってしまいます。
そう考えると全人類だけでは到底無理な話になるので車を使います。
車もまた地面に力を加えて進むので
世界中から13億台の車を集めて
赤道上に5m感覚で約800万台並べます。
そして縦に162万台積み重ねると
それだけ地球にかかる力も強くなります。
また重い方がより自転を遅らせることができるので
車に5〜6人の人を乗せます。
なんと約2億分の1だけ1日を長くできました。
でもこれではまだまだ足りないので最大の陸上生物でもある
アフリカゾウに手伝ってもらうことにします。
アフリカゾウの平均を7000kgとして
約35万頭を赤道上に並べて時速40kmで走ってもらいます。
アフリカゾウは約35万頭で
約115mに1頭しか並べないことを考えると
地球の自転には影響がないことが判明しました。
つまり、アフリカゾウがいても「車+人類」の秒数しか変化がないのです。
地球の自転を止めるには・・・
まず地球の全体の表面100kmを削って
その削った部分で赤道をぎゅっと集めます。
するとこれだけで1日で約50分長くなります。
ということは1人あたり約365億トンの削りかすを持たせて
全人類76億人が秒速約4000mで移動すれば
やっと自転が止まるということになります。
実験の結果から地球の自転を止めるということは
現実的ではないということですね。
ネットでの反応
・考え方がいろいろすごい
・こんな考え方ができる人が天才なんだろうな
・毎回面白い。なんか役に立ちそう
・全人類で協力して何かをしたい。でも現実では無理だろうけど